お片付けのチャンス! 春休み
宿題のない春休みは、お片づけのシーズン!
そんな春休みは、増え続ける子供のモノを減らす絶好のチャンスです! お子さんと一緒に、新年度に向けて、お片付けしてみませんか?
春休みが片付けのチャンスなのは、なぜ?
小さくなった服、もう見ない教科書やプリント、作品……。全部とっておくことは不可能
また、日に日に暖かくなる春休みは、分厚いコートをクリーニングに出したり、保管収納する頃でもあります。また、子供服はサイズが合わなくなるのが早いもの。衣類の点検をしつつ、着られなくなった服を処分するよい機会でもあります。
春休みの片付け・進め方
大量のモノを、どこから手をつけていいか途方に暮れてしまわないために、片づけ・処分するジャンルを大きく3つに分けて取り掛かりましょう。それは、「紙でできたもの」「布でできたもの」「その他」です。とくに紙と布は、資源ゴミとして処分することが多く、また全体の中でのボリュームも大きいことから、これらを処分すると、一気に片づけがラクになるからです。どちらか多い方を先に片づけていきましょう。春休みの片付け・用意するもの
ゴミ袋や結束用の紐を用意して、準備万端!
・紙類を結束する紐
・ゴミ収集の日程を調べたメモ
この三つを用意したら、片づけ開始!
不用品は譲る人の名前を書いて分けておく
あげる人の名前を書いて袋分けしておく
譲るあてのないモノは処分する
「まだ新しいから、誰か使う人がいたときのために」というような理由で、やたらにモノをとっておかないようにしましょう。それをやっているとキリがありません。今、譲るあてのないモノは、潔く処分しないと、それは5年でも10年でも家に居座り、不要な空間を消費することになります。捨てられない子供のために
勝手に処分すると、子供とはいえトラブルの元。モノを処分する作業は、なるべくお子さんと一緒に進めます。このとき問題となるのが、「捨てられない子供」の存在です。明らかに飽きて遊ばなくなったおもちゃや服も、いざ捨てるとなると「捨てちゃダメ!」とダダをこねるお子さんは多いものです。子供なりに愛着があるんですね。その場合は、なるべく無理矢理捨てたりせず、下のような方法での保管をおすすめします。保存するモノは「圏外」に
「使わないけど捨てられないモノ」は「圏外」へ
いつか巣立つ日のために
春休みに子供に片づけをさせるのは、不要なモノを減らすことで、子供部屋が広々とし、遊びや勉強が楽しくできるようにするためですが、もう一つ、最終的な目的があります。それは、いつか彼らが巣立つ日のため。
どんなに愛着のあるモノも、すべてを持って独立することはできません。実家に置いておくこともできますが、それもある程度まで。あまりに多くのモノは、残された両親の生活を不便なものにしてしまいます。
いつか彼らが親元を離れ、自分の人生を切り拓いていく日、彼らを力づける本当に大切なものだけを残すため、毎年、春休みにお片づけをしていきましょう。