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海外旅行のスーツケースパッキングのコツ、収納グッズ(2ページ目)

海外旅行に行くとき、スーツケースへの荷物の収納・詰め方には誰もが苦労しているようです。楽しいけれど、面倒くさい。わくわくするけど時間がかかる。そんなあなたに、パッキングのコツや便利な収納グッズをご紹介します!

三田村 蕗子

執筆者:三田村 蕗子

航空券・飛行機ガイド


衣類はロールケーキ式かミルフィーユ式で畳む

次に衣類の畳み方を紹介します。
1枚1枚畳む方法以外に、2種類の畳み方が知られています。

  1. ロールケーキ式
  2. ミルフィーユ式

お菓子になぞらえましたが、要するに、ロールケーキのようにるくると巻いて畳むか、ミルフィーユのように幾重にも積み重ねていくかの2通りです。ロールケーキ式とミルフィーユ式どちらかにするということではなく、2つの方法をうまく合わせてスーツケースに配置すると効果的です。

ロールケーキ式は、服の左右を折りたたんだ上でくるくるっと巻いていきます。これはよくあるやり方ですね。

もうひとつのミルフィーユ式は、服を広げたままの形でミルフィーユのパイのように重ねていく方法です。この方法は、アメリカのOne Bagというサイトで紹介されていました。
bandle wrap

出典 : www.onebag.com


簡単に説明すると、まずシャツやジャケットを重ねます。ポイントは、重ねる時に下の衣類とその上に置く衣類の上下を逆にすること。シャツやジャケットを重ねたらパンツを置きます。十字架のような形になったら中心部にソックスや下着など小物を置いて「核」にし、この「核」部分に袖や身頃部分を織り込んでいったら出来上がり。

ただし、私の体験上、このミルフィーユ式は浅いスーツケース向きだと思いました。深めのスーツケースが埋められるほどの衣服を持って行くなら別ですが、枚数がそんなにない場合は衣類が中で動いてしまうので、せっかくの「しわになりにくい効果」が薄れてしまいます。深めのスーツケースでこの方法を用いる場合は、衣類のオーガナイザーを使うといいでしょう。メッシュ生地のオーガナイザーがあれば、衣類を見やすくコンパクトにまとめられます。

ロールケーキ式とミルフィーユ式をミックスして、すさまじいボリュームの荷物をバックパックに鮮やかに収めている動画もあります。常人にはなかなかここまではできませんが、そのスキルに圧倒されることは確実です!



ご参考まで!

スーツケースの種類によって異なる収納・詰め方ルール

スーツケースに入れるのか、リュックサックに入れるのか。どちらに入れるかで詰め方の手順やノウハウは異なります。
ソフトケース

ハードかソフトかリュックサックか。タイプによって詰め方は変わる


まずスーツケースの場合はーー

  1. 重いモノは下に詰める
  2. ハードスーツケースの場合は、フタ側に洋服を、本体側に小物類を詰める
  3. ソフトキャリーケースの場合は、衣類などで重いモノや壊れやすいモノを包み込む形でパッキング


リュックサックの場合はーー

  1. 重いモノは上に詰め、できるだけ背中側に近づける
  2. 下には軽いモノを詰める
  3. 左右の重さは均等に

こうすることで、腰に負担がかかりにくくなり、荷物に振り回されることが少なくなります。疲労度がまったく違うのです。

>>小物も効果的に利用しよう
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