システムキッチンのデメリットを解消できるのが、「3.オーダーキッチン」
リフォームで限られたスペースを有効に使いたい場合、オリジナルに設計したオーダーキッチンなら限られた空間にピッタリと納まります。サイズや形が自由になるオーダーキッチンは、既存の室内にピッタリと合わせて造れるので、リフォームと相性が良いのです。オーダーキッチン事例。オリジナルに設計したオーダーキッチンなら限られた空間にピッタリと納まる。室内の扉とキッチンの扉を統一するなど、インテリアの統一感を出しやすい。
最近の住まいは、キッチン、ダイニング、リビングの境界がなくなり、1つの大きな空間にキッチンが置かれるということがほとんどです。室内の扉とキッチンの扉を統一するなど、インテリアの統一感を出したいとなると、オーダーキッチン以外に選択肢はありません。
オーダーキッチンは、デザイン、素材、設備機器、レイアウト、キッチン収納をその家に合わせて考えます。デザイン性だけでなく、サイズや動線も含めて完全に自分仕様。ですから、使いやすくて満足度も自然に高くなるようです。それがオーダーキッチンの最大のメリットです。
デメリットは、システムキッチンのように実物を見て買う、ということが出来ないこと。打ち合わせを重ねて造った図面と、部材サンプルのみで注文することになります。図面に表現できない微妙な箇所もある為、オーダーメイドキッチンは、価値観の合う造り手を見つけることが大切です。
また、キッチンも建物の一部ですから、依頼先は、キッチンだけでなく建物全体のことを理解している造り手である必要があります。
以上のことから、入るサイズが決まっているリフォームには、オーダーキッチンが相性が良さそうですが、それぞれにメリットとデメリットがありますから、自分達の生活に合うキッチンを選ぶことが大切です。