置き型キッチンのデメリットを解消できるのが、「2.システムキッチン」
置き型キッチンのデメリットであるキャビネットの隙間を無くし、ワークトップと呼ばれる1枚の大きな天板が設置されます。キャビネット間に隙間がないので掃除が楽で、すっきりとしたデザインになります。システムキッチン。ワークトップと呼ばれる1枚の大きな天板が設置され、キャビネット間に隙間がないので掃除が楽。すっきりとしたデザイン。(ヤマハ)
また、シンクとワークトップも一体となり、ガスコンロやIHクッキングヒーターもビルトインタイプなので、隙間がなくゴミや埃が溜まりにくい構造で清潔です。
システムキッチンには、寸法、機能、デザイン、素材を絞り込んだリーズナブルなものから、選択肢が多く高級なものまで、様々なキッチンがあります。
水まわりメーカーのショールームに設置してあるのがシステムキッチンです。実物を見ることが出来て、実際の使い心地を体感できるのが、最大のメリットかもしれません。
各水まわりメーカーは、ステンレスやホーローなど、素材を強みとした耐久性や掃除のしやすさ、新たな機能、デザインなどの面で差別化をしようと競い合っています。それぞれのメーカーに特徴がありますから、自分に合うメーカー、商品を見つけると良いと思います。
システムキッチンのデメリットは、寸法と形状がほぼ決まっていること。奥行65センチ。幅は、240センチ、255センチ、270センチと決まっていることが多く、基本的にその寸法、形以外には出来ません。
リフォーム工事では、取れない壁や柱があったりして、システムキッチンが設置できないこともあります。また、システムキッチンが設置できたとしても、思わぬ隙間が出来てしまったりすることがあります。
システムキッチンは、寸法と形状が決まっている為、リフォーム現場の状況に合わせられないことがデメリットになる場合もあります。
次のページでは、システムキッチンのデメリットを解消できる、オーダーキッチンについてお話します。