熱帯魚/熱帯魚の飼い方

熱帯魚飼育にかかるコストってどのくらい?(3ページ目)

熱帯魚飼育を始めてみたい。けどお金が掛かりそう……。そんな風に思っていませんか?実際どのくらいの費用が掛かるのか、調べてみました!

執筆者:吉田 真

定期的な出費こそ問題だ!

ヒーター

ヒーターが最も電気代を食うのだ

次に考えなくてはいけないのが、ランニングコストです。熱帯魚飼育の際に特に気になるのが電気代です。熱帯魚は保温が必要なため、金魚やメダカとは異なり、基本的にヒーターが必要となります。そのヒーターの電気代が、熱帯魚飼育で必要な電気代の大部分を占めることになります。電気代は通常、1kwの電力を1時間使った場合の電気量が基本料金となり、各電力会社のホームページ等で確認できます。

一ヶ月の電気代は

消費電力(kw) × 一日の使用時間 × 電力量料金 × 30日と計算することができます。

ここでは仮に1kWh=25円とした場合、60センチ水槽に必要な150wのヒーターが一日15時間作動したとすると、

150 × 15 × 0.025 × 30 = 1687.5円

となります。

他に照明と、ろ過器の揚水ポンプの使用電気代を合計すると、おおよそ60センチ水槽を一本維持するのに必要な電気代は、大体、月2000円程になりそうです。
もちろん夏場は外気温が高いため、ヒーターの作動時間もずっと短くなる傾向がありますので、月1000円もかからないことも多くあります。冬場も保温対策をすることで電気代を抑えることもできるでしょう。エサやカルキ抜き、ろ過器のろ材も定期的に購入する必要がありますが、それほどコストはかからないでしょう。生餌等をエサとして与える場合はそれなりにコストがかかりますが、一般的な人工飼料であれば安く手に入ります。以上のことから、冬場の電気使用量がピークの時でも、月3000円も用意できれば、存分に60センチ水槽で熱帯魚を楽しむことができるのではないでしょうか。

熱帯魚飼育の喜びはまさにプライスレス

これだけのコストを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれでしょう。しかし一つ確実に言えるのは、熱帯魚が泳ぐカラフルな水槽は、とても美しく、あなたを魅了するはずだと言うことです。ぜひ、熱帯魚飼育を始めてみてください!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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