変化に富んだ地形が作り出したポイント 「ラビリンス」
チービシ諸島は那覇の沖合、約8キロほどの海域に浮かぶ島々で、真っ白な砂地、トンネル、アーチ、ドロップオフなど変化に富んだ地形、さらにサンゴの群生などで知られます。また、マクロ系から大物までさまざまな海中生物に遭遇できるスポットとしてダイバーたちを魅了しています。特に神山島、クエフ島、ナガンヌ島の3つの無人島から構成される海域には、多くのポイントが点在します。那覇港から、ボートで片道約30分で到着できるので、スケジュールによっては2ダイブも可能です。
白い砂浜と緑が広がる神山島の南側に位置する「ラビリンス」。ここは、流れがほとんどなく、深度も平均12メートル(最深25メートル)ほどなので、初心者も楽しめるポイントです。
海中はクレパスやアーチなど複雑な地形で、まるで迷路に迷い込んだかのような錯覚をおこすことから「ラビリンス」という名が付けられています。だだし、洞窟など暗がりへのアプローチには、中性浮力スキルと水中ライトの携帯が必要なので注意しましょう。
「ラビリンス」では、カマスやハマフエフキ、タカサゴの群れや、スズメダイ、ブダイの仲間が多く見られます。また、ウミウシの仲間も多く、レアな個体を探すのもよいでしょう。
■チービシ諸島・ラビリンス
■ダイビングサービス:マリーンプロダクト、沖縄リベルテダイビングサービス那覇店、mic21沖縄那覇店他