シェア6割を持つロシアのグーグル、ヤンデックス(YNDX)

シェア6割を持つロシアのグーグル、ヤンデックス(YNDX)

シェア6割を持つロシアのグーグル、ヤンデックス(YNDX)

ヤンデックス(YNDX)はロシアのインターネット検索最大手企業です。2011年5月に米国ナスダックへ上場。ヤンデックスのビジネスモデルはインターネット検索世界最大手のグーグルとほぼ同じです。検索サービスを提供することに連動して広告収入を得ています。同社の歴史は古く、その技術開発はソビエト時代から始まっており、1997年にウェブサイトをロシア語で登場させ、翌年にはウェブ上に初の広告を載せています。2000年には初期の検索エンジンを開発し、2003年からは黒字化を達成しました。

現在、ロシアの検索市場で6割のシェアを持ち、2位グーグルの26.5%を大きく引き離します。世界シェアで見れば1位グーグル65%、2位百度8%、3位ヤフー5%と続き、次にマイクロソフトとこのヤンデックスが共に3%弱で拮抗している形です。グーグル、ヤフー、マイクロソフトは世界展開するメジャー企業ですが、百度、ヤンデックスはそれぞれ中国とロシアに特化している企業ですが、それだけで世界上位シェアに入っています。

着実な高成長が確認でき、改めて注目できる

上場時に話題となったものの、その後株価は熱が冷めるように推移してきました。しかしここに来て着実な高成長が確認され、改めて注目できるタイミングではないかと思います。ヤンデックスの事業展開はグーグルのように世界をターゲットにしたものではありませんが、百度(BIDU)に似て自国周辺のロシア語圏という地元地域に絞り込み、圧倒的なシェアを持ちます。ロシア語圏の約2億5千万人をターゲットに、この高い成長性と収益性を持つビジネスを展開していることに注目できると思います。
ユニークビジター数は1億9千万人近くとなり、特に下半期から大きく増加しているのが分かる

ユニークビジター数は1億9千万人近くとなり、特に下半期から大きく増加しているのが分かる

2012年末にはヤンデックスのサイトを訪れるユニークビジター数が1億9千万人近くとなり、特に下半期から大きく増加しているのが分かります。97%の収入はロシアからですが、ほかにもウクライナ、カザフスタン、ベラルーシーなどの旧ソ連圏国のほか、トルコにも進出しています。提供サービスは検索のほか、ニュース、ショッピング情報、地図、交通情報、画像アップロード、動画検索、広告分析機能、オンラインペイメント、データストレージなどがあります。

>>ヤンデックスは株価推移も魅力的!?次のページも必見です!