壁面を有効活用するための収納計画
具体的には、前ページで挙げた3つのポイントを踏まえつつ、本棚の必要本数を割り出してカラーをセレクトしました。落ち着いた雰囲気を出すためにブラックブラウンをチョイス。書棚を設置できる壁面いっぱい(240cm)に、40cm幅のBILLYを4本、80cm幅を1本置くことにします。IKEAカタログはインテリアのお手本を探すのにとても便利。過去のカタログも捨てずに取っておくといいかもしれません。また、IKEA FAMILY会員に送られてくるマガジンにもインテリアのヒントがたくさん紹介されています |
80cm幅×3でないのは、重い本を置いたら棚板がたわんでしまうのでは、と不安だったから。これは田中さんの持っている専門書が大判で、重さのあるものが多いため。40cm幅はたわみにくそうですが、並べて80cm幅にするなら、フレームの厚みの分だけ収納できる本の量が減るデメリットがあります。棚板は買い換えできるので、80cm幅のBILLYも一本入れ、たわむかどうか様子を見ることにしました(経過は数ヶ月後に記事でご報告します)。
居室の天井高が240cmなので、上部追加ユニットもプラス。目の高さの段にはお酒の瓶やグラスを並べてバーらしく。かつ、下からライティングして日中と夜との雰囲気を変える、という案がまとまりました。書籍の他、今後増えるであろう紙の資料は最下段に収納。本の量を考えて、本棚1本につき棚板を2枚ずつ追加します。また、下からライティングするためにガラスの棚板も1枚ずつ増やすことに。
買い物用のリストが整ったら、IKEAに出撃。ピックアップと支払いを済ませたら、次は配送と組立です。ところで、IKEAは全部自分たちで組立をしなければならない、と思っていませんか? 組立サービスを賢く活用しましょう。