快適で省エネの全館集中冷暖房を標準装備
19世紀の初めに北アメリカで生まれた2×4工法は高気密、高断熱にすぐれた住宅で日本のリゾート地にも向くのですが、ログリゾートでは、さらに外断熱を強化したそうです。50ミリの発泡ウレタンを壁、天井、床のすべてに入れ、同時に開口部はすべてトリプルガラスを標準装備しました。トリプルガラスは通常の二重ガラスの2倍の断熱効果を発揮するといいます。家全体を魔法瓶状態にしているので、全館で集中冷暖房をしても、ひと部屋ひと部屋で冷房や暖房をつけるよりもコストが抑えられるというわけです。玄関やトイレなど、どの部屋にも吹き出し口が設置されているので、例えば20度に室温を自動設定にすると、家のなかのどこにいても室温は同じで快適とのこと。最近は温度差が引き起こす病気もありますから、室温一定は健康にもつながるといえます。現在、ログリゾートが手がける輸入住宅は2×6工法が主流ですが、いったん室内を暖めると熱が外に逃げにくく、遮音性も高い。そこで光熱費にかかるエネルギーコストをおさえながら快適に住めるというのが特徴になります。