無線LANは出来るだけさけたい
LAN配線がなくても、無線LANを使って複数のパソコンでインターネットをされている方も多いと思います。しかし住宅内での無線LANは出来るだけ避けたい手段です。特に新築の場合は、電波が届くかどうかを予測できません。特に1階から2階への接続はしにくいと言われています。また通信速度の遅さや、セキュリティの問題などもあります。賃貸住宅などで配線が出来ず、仕方なく利用する方法として考えた方が無難でしょう。
PLCも注目されているが
PLCタップをコンセントに取り付けたところ。パソコンの信号はコンセントを伝わってインターネットともつながる。 |
電源コンセントはどの部屋にもありますから、画期的な通信手段として米国で普及しています。しかしパソコンなどの機器を置く部屋ごとにPLCタップが必要で、インテリアとしてスマートな方法とはいえません。
インバーター照明など家電機器からのノイズの影響を受けやすいようなので、これも既設の住宅向きで、新築で使うべき設備ではないでしょう。
最後に新築で光を導入する際の注意をひとつ。光ファイバーの配線は住宅が完成してから工事することが多いので、光ケーブルを機器まで通すための配管をしておきましょう。これを忘れると、せっかくの新築住宅に穴を開ける事にもなりかねません。
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