家具・インテリア/家具・インテリア選びのトレンド・関連情報

インテリアでうつに克つ(2ページ目)

最近、太陽の光を浴びる機会が減っていませんか?特に冬場は知らず知らずと光量不足になることも。太陽光不足はうつの要因ともいわれています。

塩野 哲也

執筆者:塩野 哲也

空間デザインガイド

きまじめな心が整頓のブレーキに

hon
たまりやすいものの代表といえる本! なかなか捨てられませんが……

整理整頓が出来なくて、いつも部屋がきたない。これも気持ちを沈ませる原因のひとつでしょう。整理整頓が負のスパイラルに入ると、抜け出すのに時間が掛かるといわれています。汚いという気持ちがインテリアへのモチベーションを下げ、どんどんやる気が落ちてくるという悪循環になります。

うつになりやすい人は、きまじめできちっとしないと気が済まないタイプの方に多いといわれます。このきちっとしないとならない、という思いこみは、実は整理整頓の大敵でもあります。日々の生活のなかでは、次々と新しいものが生活の中に入ってきます。これらを全て整理していくのは、並大抵のことではありません。

限られた時間の中で、いかに綺麗にするか。おすすめなのは、収納の一部に緊急避難所をつくることです。段ボール1箱分でもいいので、この「エマージェンシーボックス」に、目障りだと思った物をとにかく入れていきます。

月に一度は「捨てる日」をつくる

そのまま入れ続けるとすぐに一杯になってしまうので、月に1~2回は「捨てる日」をつくります。少しでも不要だと思うものはどんどん捨てていきましょう。よくいわれる事ですが、整理整頓で大切なのは、いらない物をこまめに捨てることです。

たまに利用するスポーツ用品などのほかは、半年使わなければ、一生使わないといわれています。確かにもったいないものもありますが、気持ちを楽にすることを第一に考えましょう。

特に本を捨てられないと悩んでいる方も多いでしょう(私もその一人です)。しかし、こまめに整理することで、忘れていた資料を見つけたり、意外な発見があったり。積んでおくだけでは、無いのと同じだとつくづく思います。手放しても必要があれば、図書館や古書店でまた出会えます。本は自分だけのものでなく、社会の財産だと考える。こうしたおおらかさも時には必要ではないでしょうか。

【関連記事】
■スタンドひとつで、自分の居場所づくり
■シースルー階段を利用して、大開口をつくる
■これだけは知りたい、窓を配置するコツ
■ケガを防ぐ!電球交換を考えた照明プラン
■収納プラン100実例をみる
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気のインテリアを見るAmazon で人気のインテリアを見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます