毎日がお祭り騒ぎの活気ある大通り
ムフタール通りはパリで最古の通りの一つとされいます。その起源はローマ時代まで遡ります。ムフタール通りは「ムフタール通りの魔女」という童話の舞台にもなっており、またアメリカの作家ヘミングウェイやフランスの詩人ポールヴェルレーヌが住んだ場所として文学とは縁の深い場所です。こういった歴史のおかげか、フランス人にとって、「ムフタール通り」はどこか時代を超越したちょっぴり神秘的な場所として認識されています。ムフタール通りは全長650メートルあり、北側はレストランやバーやパブなどがあり、南側に下るとチーズ屋や八百屋、魚屋など5区の住民の胃袋を支える商店が多数あります。
6区の高級レストランに比べ、ムフタール通りのレストランはムニュ(前菜、メイン、デザート)で12ユーロぐらいから食べることが出来ます。またムフタール通りはラクレット(カセットコンロで温めたチーズ料理)やチーズフォンデュが食べられる場所としても有名です。
このムフタール通り、5区の学生等で夜な夜な賑わっており、毎日がお祭り騒ぎといった様相です。活気のあるこの通りでフランス人に混じり、パリの下町を空気を感じてみてはいかがでしょうか。またシャンゼリゼ通りなどの高級な通りとは違った経験が出来るはずです。
■Rue Mouffetard(ムフタール通り)
住所:Rue Mouffetard 75005 Paris
定休日:店により異なる(常設市場は月曜)
アクセス:place monge /Censier Daubenton 7番線
※データは記事公開時点のものです。