St.Gallen Stickerei(サンガラン刺繍)はまさにスイスの名産
東スイスにあるドイツ語圏の州ザンクト・ガレンの名産サンガラン刺繍(またはサンガレン刺繍、サンガラン・エンブロイダリー、ザンクト・ガラン・シュピッツェンなど)は繊細で、見る人の多くを魅了しています。ザンクト・ガレンの州都であるサンガラン(St. Gallen:ザンクト・ガレンとも表記されます)は15世紀に繊維産業を通して成長し、ある時期には世界のおおよそ半分の繊維生産がここで行われていたと言うこともあったほど栄えていたそうです。第一次世界大戦後、少し産業としては伸び悩んだ時期があったようですが、現在でもザンクト・ガレンの刺繍は人々の間では絶大な評価を得ています。
そのディテールは手にしていただくと一番よいのですが、表現するとすれば、ため息が漏れるほど。私自身は刺繍を集めていたり、知識があったりするわけではないのですが、実物を手にすると、その繊細さに目がとまります。
今までスイスの名産と言えば、チョコレート、チーズ、時計…などのイメージがあったので、繊維製品が特産にあるとは想像もしていなかったのですが、思えばスイスの職人技術は非常に高く、今でもこうして伝統が受け継がれているものがあるのは当然な気がします。
ザンクト・ガレンには織物博物館もあり(下記DATA参照)、デザインの図案や見本集など、膨大なコレクションが展示されているそうです。刺繍や編み物など、アートやクラフトに興味がある人にはぜひおすすめしたい訪問地であるとともに、日常に華を添えてくれる刺繍の贈り物を探すのにはもってこいの場所です。
サンガラン刺繍の製品は空港や小さなお店にも置いてあることがあります。軽くて場所もとらないので、少し変わったお土産にはぴったりです。
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■ザンクト・ガレン織物博物館
住所:Textilmuseum mit Textilbibliothek, Vadianstrasse 2, 9000 St.Gallen
TEL:+41 (0) 71-222-1744
Email:info@textilmuseum.ch
開館時間:10:00-17:00(要確認)
ホームページ:ザンクト・ガレン織物博物館
※上記データは記事公開時点のものです。