多用途に使える、大判の布「Canga」
アジアンリゾートやハワイでは、「パレオ」と呼ばれているかもしれません。女性が水着の上に羽織ったり体に巻きつけたりする、薄手のカラフルな大判の布のことを、ブラジルでは「Canga(カンガ)」と呼びます。扱いやすさがポイント
リオやサルバドール、レシフェなど、海沿いのビーチタウンならどこにでもある、非常にポピュラーなグッズです。折りたためばとても小さくなり、薄くて軽いので扱いもラクラク。くるくる巻いてリボンで結べば、すぐに可愛いプレゼントに変身します。お気に入りの色・柄を
注目すべきは、そのカラフルでバラエティ豊かなデザイン! たとえばブラジル国旗をモチーフにした、黄色と緑を中心とした色使いのものだけでも数種類あります。そのものズバリの国旗柄もあります。あとは基本的に、ご当地柄シリーズが中心となっています。リオ・デ・ジャネイロで人気なのは、コパカバーナビーチ沿いの白黒デザインの舗道をデザインした柄。石畳の雰囲気をうまくデザイン化し、色合いもモノトーンであることから非常に使いやすいと思います。また、代表的観光スポットであるキリスト像やポン・ヂ・アスーカウをあしらったものも人気がありますね。
サルバドールなら、ボンフィン教会のフィッタ(リボン)をモチーフにしたものがお勧めです。渦巻き状にリボンが丸く配置されたデザイン、直線的に並べられたデザインなど、同じモチーフでもその表情は全く違ってきます。カポエイラの少年を描いたもの、白いドレスのバイアーナ女性をデザインしたものなども、サルバドールならではのカンガと言えます。