安売り&手作り天国Vinte Cinco
安売りグッズを求めてブラジル中から人びとが押し寄せる「ヴィンチ・シンコ」とは25の意味。サンパウロの25 de marco(ヴィンチシンコ・ヂ・マルソ)という通りは、下町の雰囲気漂うごちゃごちゃした商業ストリートです。南アメリカ最大の問屋街の異名も持っています。サンパウロのアメ横?
日本人からはサンパウロのアメ横と呼ばれていますが、確かに雰囲気はアメ横のような。小さい店構えの複数店舗が、ひしめき合うようにびっしり建っていて、道端には激安の海賊品を並べる露天商がズラリ。正直、あまり治安は良くありません。なんせ、押し合いへし合いの人出です。スリもよく現れます。だから持ち物の管理は厳重に行わなければなりません!スリに気を付けて楽しもう
「そこさえ気を付ければ、とっても楽しいショッピングタイムになること請け合い。何でも安いし、ちょっと他の一般店では見かけないような不思議グッズも豊富です。多いのは、手芸用品(布や小物、ビーズなど)の専門店と、かぶりもの・パーティ衣装関連の専門店、そしてパーティ運営グッズ(紙皿やキャンドル、装飾小物類など)あたりでしょうか。もうすぐ子供の誕生日だからと、大量買いするお母さんをよく見かけます。また、ハロウィンなどの行事前にも賑わいます。とにかく可愛いガラスチャーム
さて私が心ときめいたのは、小さな小さな手芸パーツ類。ガラスで出来たハートのブラジル国旗デザインのチャームなんて、その手作り感とほんわかしたムードがたまりません!午前中に攻めよう
ヴィンチシンコで快適に買い物するコツとしては、午前中、できれば10時前の早い時間帯に行くこと。時間が過ぎるにつれ、大挙して人が押し寄せてくるので、スリの危険性アップとともに、物理的に歩きにくく、身動きがとれにくくなるのです。財布を通りでちらつかせないで!
お金は、財布ではなく、衣服の内ポケットなどに紙幣を直接入れてそこから出し入れすること。間違ってもクレジットカード入りの財布を、通りでちらつかせることのないように!安いところでの買い物は、カードではなく現金主義で貫きましょう。◆Vinte Cinco de Marco
・住所:Rua Vinte e Cinco de Março Sp
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