究極の自然美、青と白の絶景を一目見に
誰もが一度見たら忘れられない、白と青が織りなす美しいコントラスト。それが、ブラジル北部にある「レンソイス・マラニェンセス国立公園」です。直行便で4時間弱、そして車で4時間弱の移動
ブラジルの中でもはるか遠いところにあるイメージですが、サンパウロから直行便でマラニョン州の州都サン・ルイスを目指せば、4時間弱で着きます。そしてサン・ルイスからはバスかタクシーで3~4時間走れば、砂丘観光の拠点の町、バヘリーニャスに到着です。ブラジルでは車で5~6時間の移動はザラですから、このくらいの移動だと「近い方だね」という感覚になるわけです…。意外と簡単な砂丘ツアー予約
バヘリーニャス市街から、砂丘観光へ行くのは簡単です。よほどハイシーズン(ブラジルの連休とか夏休みなど)でない限り、市内にいくつもある旅行代理店で前日までに予約を入れれば半日ツアーに参加できます。ツアー当日は、TOYOTAと呼ばれるピックアップトラックの荷台部分の座席に乗合いで座り、ガタゴトと山あいの悪路を進みます。これがちょっとした冒険感覚で、楽しいような怖いような……。かれこれ40~50分ほど走ると、目の前に真っ白い巨大な砂丘が現れます。裸足になってずんずん砂丘を上ると、今度は目の前にブルーの湖が!
ベストシーズンは6月以降
これは、雨期に降った雨が砂丘のくぼみにたまって出来た湖で、期間限定のもの。水が一旦引いて乾期に入ると、湖は消えてなくなると言うから不思議です。訪れる季節によって、風景が変わってくると言うのが、ここレンソイスなのです。一番のベストシーズンは、12月~4月の雨期を過ぎた頃、つまり6月からが湖の数が最も多くなり、白とブルーの対比が美しいんだそうです。セスナから見下ろす光景は絶品!
私が訪れたのはまだ雨期が終わりきっていない5月。ですから、砂の色も湿っていて、真っ白と言うよりサンドベージュでした。ベストシーズンとは言えませんでしたが、観光セスナに乗って上空から見下ろす神秘的な光景は本当に見事で、感動的でした。世界の名所数あれど、この光景はここでしか見られない、大変貴重なものだと思います。強力にオススメします!レンソイス国立公園 公式サイト(英語あり)
http://www.parquelencois.com.br/