日本がアンコールワット・アンコールトムの修復に一役

 

 

 

 

写真1枚目は、アンコールトムの入口は南大門前の、乳海撹拌で阿修羅と神々の綱引きの綱にされている気の毒なナーガ(蛇神)さんです。ところどころに色の違う補修跡があるのですが、わかりますでしょうか?

アンコールワットやアンコールトムなどのアンコール遺跡群は、長きにわたった内戦時に崩れるままに放置されていましたが、ずいぶんきれいになっていました。修復作業は現在も行われていますが、その協力をしている各国の研究機関の中に、我が日本の上智大学がいます。

私がここを訪れた時も、そこらにごろごろ転がっていた瓦礫をひとつずつ、まるでジグゾーパズルでもするかのように、クレーンで動かし、合わせ、足りない部分はできるだけ同じ色みの石材にして組み上げる作業が行われていました。修復が終わった個所を眺めていると、かつての姿を完璧に再現しようとする、執念のようなものを感じました。

アンコール遺跡群のなかで一番有名なのはもちろん、アンコールワットですが、バイヨンや象のテラス、ライ王のテラスなど見どころ満載のアンコールトムの方がずっと広いことを、行くまで私は知りませんでした。それと、それらの遺跡の少なからぬ場所が、日本の上智大学の協力で修復されたことも。

もしあなたがここを訪れることがあったら、同胞の偉業を思い起こしてください。あなたが日本人であることが誇らしくなると思いますよ。


■アンコール・トム
アクセス:シェムリアップ市街より車で約15分ほど。アンコールワットのすぐ北側に位置している。見学にはアンコール遺跡入場券が必要

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