ランタンの街・ホイアンで幻想的な雰囲気を楽しむ
べトナムにはかわいい雑貨が多く、あれもこれもと目移りしてしまいますが、ホイアンのロマンチックなランタンもおすすめです。ホイアンはベトナム中部に位置する古都。約180年前に遡る小さな木造家屋が立ち並ぶ旧市街は、世界遺産に登録されています。その雰囲気は日本の飛騨高山の町並みを思い起こさせます。
また、ランタンでも有名な都市で、毎月旧暦14日のランタン祭には、街中のランタンが灯され、レストランや屋台などは通常より遅くまで営業し、多くの人々が訪れています。
旧市街を散策していると、お店の軒先に吊り下げられた、たくさんのランタンが見られます。また、手工芸品ワークショップ(Handicraft Workshop)では、ランタンの製作実演も見ることができます。
ランタンの大きさは直径10cmくらいのものから、1mのものまで様々。コンパクトに折り畳み可能なランタン(写真3枚目)もあるので、持ち運びにも便利です。
夕暮れ時になって灯される、布で張られたランタンの灯りは、紙を使用したランタンよりも柔らかな印象を受けます。そして、この柔らかな灯りが街全体の幻想的な雰囲気を演出しています。
もちろん、ランタンはホイアンだけでなく、ホーチミンやハノイなどの大都市でも買うことができます。
購入の際には、値段交渉をお忘れなく! 私の知る限りでは、売り手の言い値の「半分から値段交渉を始める」のが定番のようですが、敵もさる者!? それを見込んで、3~4倍の値段で吹っかけてくることが多いようです。思い切って、3分の1の値段から始めるのも一つの手かもしれません。
ただ、最初から1.5倍くらいの値段を提供してくれる良心的なお店もあるので、見極めが難しいところ。相手の反応を見つつ、地元の人との駆け引きを楽しんでくださいね。