2次試験とは?
インテリアの基礎知識が問われる1次試験を合格すると、2次試験があります。「論文」と、実際にインテリア計画プラン作成(図面等)する「プレゼンテーション」が課せされます。今まではそれぞれ独立した科目でしたが、平成23年度試験からは1科目の試験となりました。合わせて、180分です。
論文
公益社団法人インテリア産業協会によると、「インテリアコーディネーターとしての資質、能力、職業倫理が備わっていること。また、居住環境(住まいの健康・安全等)、コンサルティング、インテリア計画に関する課題についての問題点の捉え方、理解力、判断力、表現力等を有していること。」が判断基準です。課題は、インテリアに関する様々なテーマで出題されています。
例えば、「高齢者問題への取り組み」「リフォームについて」「コーディネーターの仕事」「寝室の収納について」など。テーマを理解し、インテリアコーディネーターとしての視点で述べられているかが求められます。
論文のポイント
ポイントは、問われているテーマを理解して決められた字数を必ず守ること。また、無理に専門用語などを多用せず、事例などを入れながらわかりやすい文章にすることです。日頃から、最近の社会問題などについてチェックしておくといいでしょう。
過去問題に取り組み、文章構成の感覚や時間内にまとめるコツをつかんでおく必要があります。
ICとしての基本的な考え方を論文では考査。