子育て/子育てに役立つ最新心理学

学校大好きっ子になる3つのポイント(2ページ目)

幼稚園や学校の生活で、親はつい勉強や運動などの子どもの能力面に注意を向けがちです。しかし、子ども達にとって、学校での成功のカギは全く別のものだったのです。アメリカでの研究結果とともに、子ども達が学校を満喫するための3つのポイントをお伝えします。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

自己効力感アップのコツは達成感

お山が崩れたらまた作ればいいんだよ!

お山が崩れたらまた作ればいいんだよ!

自己効力感とは、「ボクはできる」「私なら大丈夫」と自分の持っている力を信じる気持ちです。これが高まると、その流れで、自信が高まります。つまり、自己効力感をアップできると、前ページに書いた3つのポイントの「1」と「2」がクリアできるのです。

残念なことに、現代の日本の子ども達は、この「自己効力感」がとても低いことが分かっています(詳しくは『輝くママの習慣』をご参照ください)。親として、自己効力感アップのためにできることをサポートしてあげたいですね。

自己効力感を上げる一番の方法は、子どもに多くの達成感を体感させること。

「失敗したって起き上がればいい」
そう信じて、子ども達に沢山のチャレンジをさせてあげましょう。


楽観度アップのコツはママとのポジティブなおしゃべり

残りの1つのポイント。楽観的であること。これは、ママが、普段のおしゃべりを工夫してあげることで、子どもの楽観度をアップすることができます。なぜなら、子ども達は、ママのおしゃべりから物の見方を覚えていくからです。

と言っても、どんな風に話しをしたら「楽観的」なのか、具体的に思い浮かばないかもしれません。過去記事「プラス思考の子育て:ママだから伝えていきたいこと」の最後に、その一例を紹介していますのでご参照ください。

ポジティブなおしゃべりを実践するための一番の早道は、「ママのポジティブ化」をしてしまうこと。私はよく「心のメガネ」を使って、このポジティブ化についてご説明するのですが、「ママのポジティブ化」とは、ママの心に「ピンクのメガネ」をかけるクセをつけること。そうすると、同じことがストレスに感じなくなり、全てがガラリと変わります。ママのイライラ、ストレスから、子ども達との会話までが、ピンクのメガネで一気に明るい方へと展開するようになるのです。

ポジカフェ のサイトでも、「ポジティブなおしゃべり」について触れています。ご興味がありましたら、ぜひご覧になってください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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