勉強や運動以上に、大切にしていきたい3つのポイント
「ボクって幸せ♪」という気持ちが何より大事
さらに、子ども達が、保育園、幼稚園、学校などで充実した日々を送れるかどうかのポイントは、幸福感の高さがカギなのだそうです。勉強ができるかどうかは、最重要ポイントではないとも書いてあります。
学校では勉強ができる子が成功しそうなイメージがありますね。でも、読み書きよりも足し算よりも、大事なのは幸福感だったのです。
幸福感を感じる⇒ポジティブな気持ちを持ち続けやすくなる⇒様々なことに、前向きに取り組める
このサイクルが、子ども達の学校生活の満喫度をアップさせるのですね。
では、幸福感とは何なのでしょうか? そして幸福感を高めるにはどうしたらいいでしょうか? そこでは、3つのキーワードが挙げられています。それは、
- 自己効力感
- 自信
- ポジティブさ
- 自己効力感が高いこと
- 自信を持っていること
- 楽観的であること
この3つが整うと、「ボクって幸せ♪」という気持ちが高まり、「ボクは学校でも上手くやっている!」という気持ちまでもが満たされやすくなるのですね。
「幸せだなぁ」という気持ちは、目には見えるものではないし、お金で買えるものでもありません。この捉えようのない感覚こそが、子ども達を輝かせる源泉なのです。親として、子ども達の「幸せ感」を上手に育んでいきたいですね。
>>次ページでは、この3ポイントをアップさせるヒントをご紹介します。
*出典:Psychological Bulletin (2005)「The benefits of frequent positive affect」より