ハイハイン(亀田製菓)
ハイハイン(亀田製菓)
5年間保存可能
ここからは和風の非常用菓子です。これらは東日本大震災以降に販売されたものです。
ハイハインは子ども用のせんべいです。非常用の離乳食というものは見当たらないので、それの代用として、子ども用のせんべいは必要なわけですね。
この品は2012年7月に『鬼太鼓ミニ保存缶』とともに限定販売されたものです。鬼太鼓はすでに品切れとなりましたが、定期的に再発売されるものと思われます。(他社にも定期的に限定販売されるものがあり、9月1日の『防災の日』に向けて販売されるものが多い)
醤油せんべい(越後製菓)
醤油せんべい(越後製菓)
5年間保存可能
これは明らかにお年寄り向けの品です。越後製菓は本社が新潟県長岡市、工場は小千谷市にあります。これらの場所は2004年の中越地震の被災地だったところです。山間地で高齢化も進んでいる場所ゆえ、お年寄りも食べられる品を企画したのでしょう。
これはうす焼きの醤油せんべいですが、カンパン同様、歯ごたえがある(少量でも食べた気になる)ところがメリットではないかと思います。
えいようかん(井村屋)
えいようかん(井村屋)
5年6ヶ月間保存可能
これは『缶』ではありませんが『羊羹』(ようかん)ということで。
ようかんはカロリーが高いので栄養補給には最適ですので、小豆のエキスパートである井村屋が糖分・塩分補給用の『スポーツようかん』や、今回紹介する『えいようかん』を考案したのも当然のことでしょう。1本当たりのカロリー171kcalは、ご飯約1杯分とのことです。
特徴としては、食品衛生法で対象とされるアレルギー物質25品目を含んでいないこと、パッケージに点字で『よーかん 5ほんいり』と書いてあること、パッケージ・個包装が開けやすくなっていることがあります。
『3.11』を機会に再確認を
以上、保存缶のスナック菓子を紹介いたしました。
年に1回は、非常用持出品や避難経路、非常用食料のチェックを行いましょう。大きな地震の発生日をチェック日にあてると、忘れずに済むのではないかと思います。
『天災は忘れた頃にやって来る』とよくいわれます。天災への備えは忘れないようにしましょう!
※上記データは記事公開時点のものです。
<追記:2017年3月時点で販売中の商品>
ビスコ(江崎グリコ)
ハーベスト(東ハト)
アンパンマンどこでもビスケット(不二家)
カンパン(三立製菓)
カンパン・ミルクビスケット・ミニクラッカー(ブルボン)
防災缶サクマドロップス(サクマ製菓)
非常・携帯用サクマ式缶ドロップス(佐久間製菓)
醤油せんべい(越後製菓)
えいようかん(井村屋)