よい眠りを手に入れる人は生活の充実度が高い
イケア・ジャパンが行った「寝具に対する日本人の意識調査」では、眠りに関する様々な状況が報告されています。「あなたは現在、ご自身の睡眠についてどの程度満足なさっていますか」という質問に対し、生活に対する充実度と合わせて分析したところ、睡眠に「満足している」と回答した人の72.2%が、現在の生活に対して「充実している」と回答。調査の結果、睡眠に対する満足度が低い人ほど、生活に満足していないと感じている人が多いことが分かりました。ちなみに、家族と一緒に寝具を選んだ方が、睡眠の満足度が高いという結果も出ています
一方で、睡眠に「満足していない」と回答した人の36.1%が、生活に対しても「充実していない」と回答するなど、睡眠に満足している人ほど、生活も充実している傾向にあることが分かりました。睡眠の質を上げることは、生活を充実させる上でも重要な要素であるということが言えそうです。では、睡眠の質を上げるためには何をしたらいいのでしょうか。
快適な眠りを得られていない原因は、「疲れが取れない」「眠りが浅い」ですが、その不満への対策を講じる割合は半数のみ。正しい寝具選びのコツを知って、快適な新生活を手に入れましょう
眠りに向かう状況を整えるという意味では「テレビやパソコン、天井照明などの強い光を見ない」「考え事をしすぎない」など、脳の働きを活発にさせない「リラックスモード」を作ることが大切……というコツがよく知られていますが、それは長い睡眠時間の入口部分にすぎません。良い眠りには、実際に身体を横たえる寝具選びこそが最重要。疲れを取るための眠りの時間が、疲れを増す時間になってしまっては大変です。
次のページでは、イケアストアでのお泊まり会で聞いた、寝具選びのコツをご紹介します。