どこでもWi-Fiが使えるアメリカのネット環境
旅をするのに欠かせないインターネット。海外に行ったら「ネットは使えるのだろうか?」と気になりますよね。そこで、今回は、アメリカのインターネット事情についてお話しします。アメリカのWi-Fi環境はとても良く、ホテルでもカフェ、ファーストフード、ショッピングモールなど、公共の場はどこでも無料でインターネットが使えます。
ホテルやモーテルのWi-Fi環境
基本的には、モーテルは無料でWi-Fiが入っています。30ドル代の安いモーテルでも、ほぼWi-Fiありと考えて大丈夫。ホテルは、無料:有料が7:3ぐらいです。そして、部屋でWi-Fiが使えるのが一般的ですが、一部ロビーやプールなど公共の施設内のみのところもあります。
レストランやカフェのWi-Fi環境
カフェやファミレスは、ほとんどのところでWi-Fiあり。ロックがかかっていることが多いですが、パスワードはお店に掲示されていたりレシートに書かれていたりします。もし見つからない場合は、店員さんに聞けば教えてくれます。Wi-Fiがある場合は、お店の外に見えるように「Wi-Fi」と掲示されているので、絶対に使いたい人は掲示を確かめてから入店するといいでしょう。スターバックスとマクドナルドは、どこでもWi-Fiが使えます。この2か所は、パスワードもかかっていないので、接続するだけで使用可能。2社ともアメリカ最大手の電話会社AT&Tの通信を使っているので、Wi-Fi設定で「attwifi」を選んで接続します。インターネットブラウザを開いて、規約に同意すればOK。その他の大型ファーストフードチェーンなども、Wi-Fiが使えるところが多いです。
また、カフェやファーストフード店は、ほとんどの場合、電源も使えます。
空港のWi-Fi環境
大きな国際空港は、ほとんどのところでWi-Fiありです。日本人旅行者がよく利用する空港で、フリーWi-Fiが使えるところを挙げると、ロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港、オーランド国際空港、マッキャラン国際空港(ラスベガス)、ダラス・フォートワース国際空港など。他の空港は、有料のWi-Fiがあります。街や公園のWi-Fi環境
アメリカでは、Wi-Fiが入っている公園も多い。
そしてグランドキャニオンに代表される国立公園でも、ほとんどの公共施設内でWi-Fiが使えます。国立公園と言えば、都市から離れた大自然の中にあり、「ネットはつながらないんじゃないか?」と考えがちですが、世界中の旅行者が来る“アメリカの顔”なので、Wi-Fi含め、いろいろな設備が整っています。
ポケットWi-Fiについて
Wi-Fi環境が整っているアメリカなので、ポケットWi-Fiを借りる必要はあまりありません。ただ、旅行者にとても便利な「Uber」や「Lyft」に代表される配車サービスなどは、インターネットの環境がないと使うことができないので、それらの利用を考えている人は検討を! 日本の空港でレンタルすることができます。日本でレンタルする場合、アメリカの都市部のみを旅行する人は、どのキャリアのポケットWi-Fiをレンタルしても問題ありません。ただ、グランドサークルなどの自然の多いエリアを旅する人は、必ずアメリカ最大のキャリアVerizonのポケットWi-Fiを選んでください。他のキャリアのものですと、電波が入らないところが多いです。