これが盗聴器だ!
引越時期こそ調べ時!
まずは、コンセントを開けて内部を見てみましょう。新築、既存の建物問わず、チェックしてみましょう。ドライバーでふたを開けてみて、コード以外の不審な黒い小箱やクリップがあればそれは盗聴器と見て間違いないはずです。また、開けてみる前に、「盗聴器発見機」を使って、不審な電波が出ていないか確かめることもできます。「盗聴器発見機」は数千円の手ごろな価格のものから本格的な数万円の受信機まで色々あります。ホームセンターやネット通信販売などネットでまず調べて入手したり、周囲に詳しい人がいたら相談したりするのもいいでしょう。
「盗聴器発見業者」というものもあります。ただし、信用できる業者でないと、実際には存在しなかったのにこれ見よがしに盗聴器を取り出して「ほらありましたよ」と言ったり、なかった場所に逆に取り付けられたりと、依頼人が素人で分からないことをいいことに望まない事態を招く恐れがあるかもしれません。引越業者で「盗聴器発見サービス」を行っているところもありますので、引越時に依頼するのも一つの手です。
引越の際、前の入居者が仕掛けられていたことを知らずに退去して、そのまま新しい入居者が同じように盗聴被害に遭う場合があり得るので、引越の時期は盗聴器の有無を調べるグッドチャンスです。コンセントだけでなく電話の基盤などに取り付けられていたら分かりようもないですが、これは電話業者を信頼するしかないでしょう。基盤には通常、封印がされていますのでその点だけでも見ておきましょう。
盗聴器発見機で調べる!
三又コンセント、テーブルタップ型の盗聴器はやはり電源が供給されるので長期に渡る被害が考えられます。その他、電卓やペン型のものもあります。そうなると住まいだけでなく勤務先での盗聴も心配になってきますが、まずは自宅。引越の際にきちんと調べておくと、もし取り付けられたとしたら入居後と、期間を限定できますので、犯人を特定しやすくなります。
次回は「盗撮被害を防ぐ」内容を予定しています。
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