子育て/プラス思考の子を育てるコツ

プラス思考の子育て:ママだから伝えていきたいこと(3ページ目)

「前向きな子に育ってほしい」、これは、きっと全てのパパとママが望んでいることですよね。最新心理学で分かってきたのは、プラス思考の子を育てるカギは、親子の会話にあり、ということ。当たり前すぎて、見過ごされがちな親子の会話を、「プラス思考育児」というポイントから改めてご紹介していきたいと思います。

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

子どもはママの様々な声に耳を傾けている

子ども達は、ママの何を通じて、プラス思考を吸収していくのでしょうか?

それは主に、
  • ママが子どもにする説明や理由づけ
  • ママがポロッともらす独り言
  • ママがパパやママ友など周りの人と話している内容
などです。子ども達は、これらをじっと聞き入って、ママが物事をどう捉え、対処するのかを見て、自分の中へと吸収していくのです。

このとき、ママが意識して前向きに切り返すようにすると、それを横で見ている子ども達は、「そうか、ママみたいに考えればいいんだ」と飲み込んでいきます。ママの考え方、発想の仕方を言葉を介して吸収していくのですね。

こう考えると、いつもの日常会話の中に「プラス思考の子を育てるヒント」がたくさん詰まっているのがお分かりいただけると思います。普段の何気ない会話にこそ、子どもの心を育てるカギがあるのですね。


子どもの「どうして?」の質問には丁寧に答えよう

著書『輝くママの習慣』でも触れましたが、子どもの「どうして~~なの?」の質問は、ママがプラス思考発想を伝えるチャンス!

なぜなら、ママが、「それはどうしてかというとね、○○だからよ」と答える○○の部分には、そのママの主観的な物の見方が出やすいからです。○○の部分を意識的にポジティブに前向きに説明してあげられると、子どもはプラス思考発想をまた1つ吸収してくれるのです。

たとえば、
「どうしてバァバはお化粧をいっぱいしているの?」
のような、子どもならではのドキッとするような質問に、

「バァバはお顔にシミが沢山あるからお化粧で隠しているの。おばあちゃんだから仕方ないのよ。」
では、聞いていてガッカリな内容ですよね。

こんなとき、
「バァバはいつもキレイにしているのが大好きなの。素敵なおばあちゃんなのよ~。」
と答えてあげると、心のメガネをさらに明るいレンズにしておばあちゃんを見るようになっていきます。

こんな風に、子どもとのちょっとしたコミュニケーションにも、その子の心をポジティブに育むチャンスが満ちています。当たり前すぎて見過ごされがちな日常会話を改めて見直してみると、沢山の種が見つけられますよ。
普段の何気ない会話がカギを握っている

普段の何気ない会話がカギを握っている

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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