相鉄線快速利用で1駅、5分で横浜、
バス便、車利用にも便利
横浜から相模鉄道本線快速で1駅、5分、星川(保土ヶ谷区)は2000年以降、人口増が続く住宅街です。駅は帷子川沿いにあり、現在星川駅と一駅横浜寄りにある天王町駅の間の約1.8キロで連続立体交差事業(高架化工事)が進められています。完成予定は2018年度で、工事完成後は沿線の9か所の踏切がなくなり、交通渋滞が緩和されることに。駅自体も高架駅になる予定です。
鉄道での利便性だけでなく、星川はバス便、車利用にも便利。バス便では駅北側を相鉄線と平行して走る国道16号を横浜駅西口、関内駅北口、根岸駅、新横浜駅など横浜市の主要駅への路線が走っており、目的地によっては乗り換えなしで行けます。
車利用では前出の国道16号のほか、国道1号線、横浜新道などが近く、湘南、三浦方面はもちろん、首都高へ乗り継げば都心へもらくらくアクセスできます。
昭和60年代以降に工場が撤退、
官庁街、マンションなどに変身
生活の利便性で大きなポイントは保土ヶ谷区の行政の中心で、駅至近に区役所、消防署、警察署、郵便局、公会堂、図書館などが揃い、利用するのに便利なだけでなく、安全でもあるという点です。元々、星川駅周辺には多くの工場が存在していましたが、それらが昭和60年代に撤退、そのうち、駅の北側にあった富士紡績の工場跡地が官公庁用地とされたため、主要な機能がまとまったエリアに集中することになったのです。
同様に駅南側にあった古河電池の敷地は駅隣接の商業ビル、星川SFビルとマンションになっており、保土ヶ谷図書館などがある土地は保土ケ谷清掃工場跡地。駅からは少し離れますが、南東側、線路に近い場所にある日本硝子のビール瓶工場跡地は横浜ビジネスパークとなり、野村総合研究所やソニーの事業所が入居しています。
商業施設としては駅近くに家電量販店や大型ホームセンター、駅南側、国道16号沿いに大型スーパーがあり、日常生活に必要な品は駅周辺でほぼ揃います。また、お隣天王町には、ハマのアメ横と呼ばれる、激安価格でお馴染みの洪福寺松原商店街がありますが、星川からはアクティ天王町、シルクロード天王町といった商店街を抜けていけばあっという間。平坦な行程でもあり、休日には安くて新鮮な食料品を買いに出かけてみるのも手です。
ちなみに保土ヶ谷はその昔ジャガイモの産地で、その歴史をしのび、町興しのためにと2006年からジャガイモ焼酎が作られているそうですが、この商店街にある酒屋さんでも扱っているとのこと。ちなみに商品名は「ほどじゃが焼酎」。軽くて飲みやすいそうです。
また、星川周辺は緑にも恵まれており、星川駅北東には三ツ沢公園、西側には県立保土ヶ谷公園があり、桜、スポーツ、サッカー観戦などが楽しめます。また、保土ヶ谷公園内にはかながわアートホールがあり、気軽に音楽や演劇などに親しむこともできます。もう少し、近いところでは区民まつりなどが開かれる保土ヶ谷へそ広場やプールもある川辺公園なども。桜並木も点在しており、自然を身近に感じる生活ができそうです。
続いて相鉄線星川の住宅事情を見て行きましょう。