掃除のしやすさ・家事の軽減
汚れにくく、キレイが長持ちする「キレイ浴槽」など、オリジナルのキレイ技術を結集。[キレイユ] LIXIL(INAX)
たとえば、排水口であれば、バスルームはもちろん、洗面台やキッチンでも形状や素材に工夫を施し、掃除のしやすい新しい提案がみられます。また、各社それぞれ、水栓金具の形状や床材、扉材の表面加工などで、汚れがつきにくく、お手入れしやすいタイプの提案が増えてきています。
トイレでも、水流や便器・便座の形状などに工夫を施すことで、今まで以上に簡単にお手入れすることが可能に。商品ごとに細かな改善が重ねられています。
子育て世代を意識した商品デザイン
空間を明るく見せる扉カラー・元気の出るビタミンカラーなどコーディネートのバリエーションが増加。[CRASSO(クラッソ)] TOTO
女性を意識したデザインもみられ、家族の団らんや子育てなど、家で過ごす時間を楽しむことができるような色合いの商品もでてきているようです。たとえば、キッチンであれば、ソフトな印象のデザインやカラーリングが楽しめるものなど。扉材だけでなく、シンクやコンロ部分の色合いをコーディネートできる商品も提案されています。
リフォーム対応向け商品の充実
壁のジョイント部をスリムにし、壁裏の出っ張りを抑えた薄型配管を採用、浴室と浴槽のサイズアップを実現。「ほっカラリ床」や「魔法びん浴槽」などを標準搭載。[マンションリモデルバスルーム「ひろがるWFほっカラリ床シリーズ」 TOTO
このような新しい機能や性能すべてが必要なものとは限りませんが、それぞれ、どんな特徴や傾向があるのかを知った上で、選ぶことは大切です。実際にショールームに足を運び、確認することで、わが家に必要な機能はなにか、どのようなデザインを取り入れるべきか、明確になっていくのではないでしょうか。
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