赤ちゃんの行事・お祝い/お宮参り

お宮参りの着物・衣装レンタル

少子化傾向の現代では、衣装をレンタルするのが合理的。レンタルする時のポイントをお伝えします。

中山 みゆき

執筆者:中山 みゆき

冠婚葬祭ガイド

お宮参りの衣装といえば、昔は母方の実家から嫁ぎ先の家紋をつけ、豪華な着物が贈られたものでした。また家代々に伝わる祝い着を用いるということもありました。しかし最近のお宮参りの傾向として、レンタル衣装を利用する方が多くなってきています。
 

レンタルする利点

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お宮参りの祝い着 画像提供:「晴れ着の丸昌」

以前はお宮参りの衣装を七五三で再利用する場合もありましたが、少子化のため何回も利用しない方が増えています。それならば、レンタルする方が合理的ですね。

また購入した場合、一生の記念にはなりますが、着る回数が少ないわりに高価であり、収納や保管に困る方も多いようです。レンタル衣装なら、安くて収納の心配もないので、気軽に利用する事ができます。
 

予約はいつ頃するのが良い?

お宮参りの日程が決まってから衣装の予約をされるとよいでしょう。お宮参りの正式な時期は男の子は生後31日目、女の子は生後32日とされています。とはいえ、実際にはこれらの時期にこだわることなく、ご家族の都合に合わせて柔軟に決めても問題ありません。

夏の猛暑日や冬の厳寒日などは、赤ちゃんやママの体にも負担がかかってしまいますので、無理してお参りする必要はありません。天候やご両親の休日の都合、赤ちゃんやママの体調などを考慮して良き日を選ぶとよいでしょう。
 

事前に自分で用意するもの

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お宮参りの祝い着 画像提供:「晴れ着の丸昌」

ポイントは、小物が含まれるかどうかもチェックしておくことです。お宮参り衣装の小物には、赤ちゃんの帽子やよだれかけ、産着の紐にぶら下げる末広(扇子)やお守りなどがあります。

またレンタル衣装屋さんによっては小物がセットに含まれておらず、別途用意しなければならない場合がありますので気をつけて下さい。レンタル衣装を賢く利用するには、小物がセットに含まれているお店を選ぶことがポイントです。
 

使用後はクリーニングすべき?

通常のレンタル品の場合は、そのままお店に返却しますので不要です。万が一汚してしまった場合でも固くしぼったタオル等で汚れを軽くたたく程度にしましょう。

他に汚れが移ってしまうような場合は、ゴシゴシこすってしまうと着物の色が落ちてしまったり、さらに悪化させてしまう恐れがありますので気を付けてください。
 

お宮参り衣装のキャンセル料金

レンタルを利用する際には、事前にキャンセル料金を確認しておきましょう。貸衣装を申し込んだ後にお下がりをいただけるようになったなど、何らかの理由でレンタルをキャンセルする場合もあるからです。

キャンセル料が発生する条件はお店によって異なります。数日前のキャンセルで料金が発生してしまうお店もあれば、商品到着後のみキャンセル料がかかるお店もあるようです。できれば事前にキャンセルでは料金がかからないお店を選ぶ事をおススメします。

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取材協力 :お宮参りレンタル「晴れ着の丸昌」  
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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