徳井義実、田中理恵も来た新Office記者会見

新OfficeはWindows 8のマイルストーン

日本マイクロソフトは2013年2月6日、翌日に発売を控えた新Officeの発売記念記者会見を、東京・六本木にあるイベントスペース“ニコファーレ”で開催した。

昨年のWindows 8発売以来投入が待ち望まれていた新Officeは、従来までの操作感を踏襲しつつ、各種新機能の追加はもちろんのこと、タッチへの最適化、複数デバイスへの対応、クラウド連携などを搭載。現在のデジタルトレンドにより即した最新モデルとなっている。

パッケージ製品は3種発売され、Word、Excel、Outlookを含む「Office Personal 2013」が29800円［税込］、同パッケージにOneNoteとPowerPointを加えた「Office Home and Business 2013」が34800円［税込］、すべてのOfficeソフトが揃った［Office Professional 2013］が59800円［税込］でそれぞれ販売。そのほか、各ソフトの単体販売も行われる。

日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏は新Officeについて「Windows 8発売後のいちばん大きなマイルストーン」と説明。新OfficeによってWindows 8の価値が高まり、新OfficeもWindows 8によって真価が発揮される、相乗効果への期待を語った。会場では昨年より実施していたカスタマーレビューに対する反応も紹介。「（新Officeがなかったら）生きていけない」と話す学生を始め、「相棒のような存在」、「最強の武器」、「生活の全体」などの声を聞くことができた。

新Officeで人々の生活をシンプルに

日進月歩の早さで進化するデジタル技術は、我々の生活をより便利にしてくれた。一方で、技術に振り回され自由な時間を失う、といった問題も孕んでいる。新Officeのコンセプト説明を行った日本マイクロソフト業務執行役員Officeビジネス本部長のロアン・カン氏は、そういった現状があることは認めもつつも、新Officeが同様の悩みをユーザーへ与えることはないと話す。「“やる事”が増えるのではなく、“やってくれる事”が増えるのです」。新Officeが目指すのは「人々の生活をシンプルに」すること。さまざまな機能拡張は、それを実現するためのコマというわけだ。

続いて行われた日本マイクロソフトOfficeビジネス本部エグゼクティブ プロダクト マネージャーの松田誠氏による実機プレゼンでは、上記ロアン氏の話を裏付けるような便利かつ簡単に使える新機能の数々がお披露目に。なお、新バージョンのExcel、Word、PowerPointの詳細については、今後All Aboutのガイド記事で順次紹介予定なので、そちらをチェックしてほしい。

【関連サイト】
ワード（Word）の使い方
エクセル（Excel）の使い方
パワーポイントの使い方

新Officeサポーターも登場

記者会見の中では、新Office搭載のWindows 8パソコンを続々と投入予定の国内メーカーも登壇。NECパーソナルコンピュータ、ソニー、東芝、富士通が順に、今後の注力モデルやコンセプトを紹介した。

また“家電芸人”としても知られる、お笑いコンビ“チュートリアル”の徳井義実さん、体操日本代表の田中和仁さん、田中理恵さん、加藤凌平さんから成る新Officeサポーターによるトークショーも実施。田中理恵さんが、兄・和仁さんの結婚を祝ったPowerPoint資料を操作するなど、新Officeの楽しさを体感。また徳井さんは家電芸人のセンサーが激しく反応したようで、「新しい時代が来たという感じがすごくしますね！」と興奮気味に話していた。

【関連リンク】
日本マイクロソフト公式サイト