完璧を追い求めすぎると、心が空回りしてしまう
ストレスのたまりにくいパターン「やれるところまでがんばってみよう」や「多少失敗したっていいじゃないの」と考えられる人は、問題を目の前にしながらも、自分を追い詰めていません。しかし、完璧主義の人はそうは行きません。なぜなら、目指すものは「完璧」です。100点満点以外は満足できないので、自然と自分への要求が高くなってしまっています。
そんなとき、ある問題が発生したとします。完璧を目指すあまり、「なんとかしなくては」「絶対に失敗はできない」と、その問題を実際以上に大きく捉えてしまうことになります。そして、心の中で、完璧な自分の姿を追い求め、自分を追い詰めていきます。するとどうなると思いますか?不安、動揺、イライラでいっぱいになり、心が空回りをはじめます。そして頭が真っ白になり、ついには、肝心の問題にも取り組めなくなってしまうのです!
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完璧主義はこうやって心をいじめてしまう
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