インテリアコーディネート/カフェ・レストラン・ホテルに学ぶコーデ術

パリの朝ごはん!時の流れをモダンに遊ぶインテリア(2ページ目)

誘われてパリの朝ごはんの専門店に・・・!パリの中心1区にある「CLAUS(クラウス)」は密かにブーム、おいしすぎると言われるエピスリー(食料品店)。その白いインテリアを楽しみます。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド


曲線が美しい階段

2階に上がる曲線の階段

2階に上がる曲線の階段

美しい古い階段

美しい階段

1階の隅にある階段を上がると、ゆったりと食事を楽しむ空間になります。少し怖いぐらいの急な階段は、木製の段板は狭く、靴底の後がへこんでいて時代の流れが感じます。荒々しい石造りの壁にも、時代を感じさせます。いつも思うのですが、新しいブロックでいくら古く見せるように一生懸命積んでも、この時代を経た不揃いの感覚は出ないのが、インテリアのおもしろさですね。


時の流れを感じるインテリア

アーチが空間をうまく遮っている

アーチが空間をうまく遮っている

厚い壁の開口から対面の席を臨む

厚い壁の開口から対面の席を臨む

2階部分はさほど広くない真っ白な空間、窓からさんさんと光が入り込みます。パリの飲食店の特徴である、狭いテーブルの配置ではなく、ゆったりと間隔をあけた配置になっていました。時の流れそのままの厚いかべと柱、ドームの開口を上手く利用して、お互いに気を使うことないレイアウトになっています。

真っ白い壁に、真ブルーのソファ、赤の椅子、モノクロのジオメトリックなクッションとモダンです。居心地の良さは抜群、まるで日曜の朝に自宅でゆっくり朝ごはんを食べているような雰囲気にです。廻りを見渡すと、ここの空間は、朝ごはんを食べながらミーティングをしている人が多いのも頷けます。


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