無類の冷やし中華好きを唸らせた逸品
夏になると、美味しい冷やし中華の店を求めて各地を彷徨う、無類の冷やし中華好きの私。夏以外でも冷やし中華が食べられる店があると聞き、訪れたのが、冷やし中華発祥の地といわれているこちらでした。元祖冷やし中華といわれる「涼拌麺」は、初代店主の四倉義雄さんが、「暑い夏でもさっぱりと食べられるものを」と、昭和12年に考案されたメニューだそう。店構えは街の中華料理店といった趣なのですが、店内に入るとほとんどの人が冷やし中華を味わっていて驚きます。「涼拌麺」は一般的な冷やし中華とは違って、麺と具が別盛りに。彩りが美しく高級感があり、好きなように盛りつけて味わえるのが特徴です。
涼拌麺1300円。醤油だれまたは、胡麻だれをチョイス
夏の冷やし中華には、のど越しの良さや涼感を求めがち。でも寒い時期であれば、コシのある細麺や上品な味わいの具、タレの風味など、料理としての美味しさが一層堪能できるはずです。
■龍亭(りゅうてい)
住所:宮城県仙台市青葉区錦町1-2-10
TEL:022-221-6377
営業時間:11:00~14:30、17:30~21:30(日・祝日のディナーは17:00~20:30)
定休日:無休(年始をのぞく)
アクセス:JR・仙台空港線・阿武隈急行線「仙台駅」から徒歩約12分
地図:Yahoo!地図情報