最近、私の周りでも2人目不妊に悩む方が増えてきています。1人いるんだからいいじゃないという言葉も聞こえてきますが、ご本人にしてみれば、希望していることが叶わないという意味においては、1人目不妊の時と同じような悩みの方が多いようです。

逆に1人目が普通に出来たのになぜできないのか?と深く悩まれるケースも増えています。そんな2人目不妊について書いていきたいと思います。

2人目が欲しい理由

2人目不妊の複数の友人に聞いてみたところ、2人目が欲しい理由は、実に様々だと気づきました。
  • 自分が一人っ子で寂しい思いをしたので2人以上欲しいと思っている
  • 家業の跡継ぎに男の子(女の子)が欲しい
  • 兄弟・姉妹が欲しいと子供から言われる
  • 夫が子供好きでもっと家族を増やしたいと言われる
  • 周りが子だくさんでそれに影響されて
  • 年齢の問題もあり、1人目も不妊治療で授かっており、卵子も凍結しているので出来るだけ早く次の子供が欲しい
このように、バラエティに富んでいます。これらの理由を聞いていると、2人目の子供を欲しいという背景と気持ちが、人それぞれにあるということが分かります。
2人目不妊

家族4人という形を思い描いている方も多いのです。


不妊治療をして1人も授かっていない方にしてみれば贅沢な悩みという方もおられます。しかし、人というのは1つ願いが叶うとまた次の願いや欲が出て、それで悩んでしまうという特性を持っているのかもしれません。

2人目不妊に対する誤解

1人目は普通に妊娠して、2人目で不妊になってしまい、通院するがなかなか妊娠しないケースが増えています。本人にしてみれば、実績があるので妊娠して当然という認識があるので、そのジレンマに悩まれるようです。

これについて解説をしていきたいと思います。以前、あるドクターの講演で印象的な言葉がありました。それは「20歳の時に100mを13秒で走れたとしましょう。35歳の今だとたぶん15秒とか16秒でなおかつ走った後に動悸息切れが激しくなっているはずです。それって当たり前ですよね。じゃあ身体の中の子宮や卵管もそうなっていると思いませんか?」というコメントです。

身体は日々老化に向かって動いています。だから、妊娠というのも2人目で出来にくくなっていてしかりという訳です。
2人目不妊

子宮や卵巣も加齢に伴い、妊娠力がダウンするものです。


本人の出来て当然という思いと裏腹に身体の方では出来にくくなっている状況があると言えるのです。私は1回目の妊娠・出産により、体内の妊娠環境が大きく変わると思っています。ある人は出来にくくなるだろうし、ある人は出来やすくなります。

出来にくくなる人の理由は加齢・夫との性生活の減少・卵管の癒着や動きの活性ダウン・授乳状況(プロラクチン分泌)などが影響していると思われます。

逆にできやすくなる人もいて、それは禁欲生活からの解放による性生活の活性化や規則正しい生活によるホルモンリズムの回復などが挙げられます。

よって、子供を2人以上欲しい方は産婦人科医とこの件について相談することを強くお勧め致します。そうすれば、1人妊娠・出産した段階で、次にどうすればいいのかを明確に指導してくれると思います。