2013年春夏シーズン、インテリアのカラートレンド
前回の記事「セールで先取り!2013春夏トレンドカラー」では、アメリカ発のファッションのカラートレンド情報をご紹介させていただきました。今回は、日本発のインテリアのカラートレンド情報をご紹介したいと思います。日本流行色協会(Jafca)が提案する「2013年春夏JAFCAプロダクツ&インテリアカラー」のテーマは、「TOKIMEKI ―ときめくもの」。
“市場のカラー動向では、ベースカラー(大きな面積を表す色、売れ筋色)としてグレーが市場に定着しつつある。ベージュ~ピンクもファッションと同調するように人気がある。2013年はトレンドカラーとして、特にグリーン、ブルーの新しい使い方に期待したい。”と、市場分析とコーディネートの指針を示しています。
【CONTENTS】
Page1:Francfrancの新作は、グリーンとブルーが新鮮!
Page2:グリーン&ブルーを引き立てる、モノトーン
Page3:ダイニングキッチンは、鮮度と美味しさの演出が大事
Francfrancの新作は、グリーンとブルーが新鮮!
右上:ナビア パッチワークソファ 1S グリーン 価格 58000円/左下:クァール サイドテーブル ブルー 価格 25000円
今シーズンのパリ・コレクションは、ラフ・シモンズがクリスチャン・ディオールのデザイナーに、エディ・スリマンがイヴ・サンローランのデザイナーに就任するなど注目を集めました。新しいファッションを発信する「パリ」の存在感を見せつけたと言えるでしょう。
今シーズンのグリーンは黄緑、ブルーはシアン、というように明るく鮮やかなトーンに特徴があります。実は、黄緑やシアンは、フランスの伝統的な配色によく見られる色です。Francfrancの2013年春コレクションは、トレンドだけではなく、フランスの伝統的な配色などをふまえた、新しい提案と言えるでしょう。