子供部屋インテリア/子供用品の収納

小学生になる前に収納場所確保!ランドセル・学用品はどこに置く?

初めての小学校生活を迎えるママへ。小学生のランドセルや教科書などの学用品を収納するスペースは入学までに準備しておきたいところ。どのくらいの収納スペースが必要なのか見当がつかないママのために、ランドセル・学用品の収納スペースの考え方をお伝えします。

吉川 圭子

執筆者:吉川 圭子

子供部屋ガイド

小学生の学用品、収納場所は?

小学生の学用品、収納はどうする?

小学生の学用品、収納はどうする?

初めての小学校生活を迎えるママにとって、小学校は未知の世界。学習机を買わない選択をしたご家庭も、ランドセルや教科書などの学用品を収納するスペースは入学までに準備しておきたいですね。とはいうものの、「持ち物はどのくらいあるの?収納スペースはどのくらい必要なの?」と見当がつかないママも多いのではないでしょうか?
   

小学一年生の持ち物はどのくらい?

一年生の持ち物は文房具以外にもたくさんあります

一年生の持ち物は文房具以外にもたくさんあります

実際のところ、一年生はどのくらいの持ち物があるのでしょうか。 まず教科書。一年生の場合、国語・算数・生活・図工・音楽・書写の6冊に、道徳の副読本やドリルなどが数冊といったところが一般的です。

小学校低学年のうちは教科数もまだ少なく、しかも国語などはほぼ毎日授業があるため、家に置かれる教科書はさらに少なくなります。また、教科書自体も薄いので、スペース的にはほんのちょっとで大丈夫。ブックエンドやファイルボックスなどを準備して、立てて収納できる置き場所を作りましょう。

教科書やノートは少ないですが、持ち物はそれだけではありません。ハンカチなどの毎日の身支度に関係するものから、体操着・上履きなど定期的に持っていくもの、それ以外にも「○○の授業で使うので××を持ってきてください」といったような持ち物もあります。これらの持ち物を、子供が自分で準備しやすい環境を作ってあげるといいでしょう。
 

整理収納の鉄則:一緒に使うものはまとめて収納

整理収納の鉄則の一つに、グルーピングがあります。グルーピングとは、一緒に使うものを使いやすいようにひとつにまとめて収納しておくことです。

グルーピング収納のメリットは、無駄な行動が減るという点。例えば、ランドセルの置き場所と教科書の置き場所が近いと、明日の時間割をそろえるのも楽になります。また、ハンカチやティッシュ、通学帽など、当日の朝に身につけていくものなども、ランドセルと一緒の置き場所がいいかもしれませんね(子の行動パターンによっては、玄関付近がいい場合もあります。お子さんの性格や行動パターンをよく観察しましょう!)。

ちなみに、我が家の場合、大人の折りたたみ傘は玄関収納でしたが、子供の折りたたみ傘は低学年のうちはランドセル近くが置き場所でした。その日の天気予報を見て、雨が降りそうなら折りたたみ傘をランドセルに入れてからランドセルを背負う、という行動パターンだったからです。

このように、グルーピング収納をすることで行動に無駄がなくなったり、忘れ物防止にもつながります。
 

ランドセルを収納する収納用品は? 

最近では、ランドセルラックなるものもいろいろ市販されています。お値段は、安いものだと3000円程度から、天然木を使ったようなタイプだと3~4万円くらいのものもあります。これらのものは、たいてい一番上にランドセルを置くようになっていて、その下に教科書類を立てて置けるようになっています。ハンカチなどの小物類が入れられる小引き出しが付いたタイプなどもあります。 

「あまりお金をかけずに済ませられる方法はないの?」という方にお勧めなのが、カラーボックスを使ったランドセル収納。カラーボックスをランドセル・学用品置き場にする場合は、教科書を立てて収納できるよう、中の棚板を調整できるタイプを選びましょう。

ただ、気をつけたいのが3段のカラーボックスの場合。お子さんの体型によってはランドセルをカラーボックスの上に置くのが大変な動作かもしれません。カラーボックスを縦置きするのではなく横置きして使う、カラーボックスの上段をランドセル置場にする、または2段のカラーボックスを利用するなど、くふうしてみてください。
 

小学生の子どもの収納は臨機応変に考えよう!

小学校入学は子どもにとっても一大イベント。環境の変化は意外と小さな子供の身体に負担になります。重いランドセルを2階の子供部屋まで運ぶのはけっこう大変です。リビングや玄関先にランドセルが置きっぱなしだったとしてもご愛嬌。

初めからすべてお子さん一人にやらせるのではなく、入学してからしばらくは親が一緒に時間割をそろえてあげたり持ち物をチェックしたりできるように、リビングの一角など親の目の届きやすいところに置き場所を作るのも一つの方法です。

最後に知人の話ですが、教科書・ノートを毎日すべてランドセルの中に入れている、というツワモノ?なお子さんも。ランドセルが重いというデメリットはあるものの、忘れ物防止には意外といいアイデアなのかもしれません。「ランドセル・教科書はここに置かなければダメ!」ではなく、お子さん自身の行動パターンを見ながらお子さんにとって最適な置き場所を探してみてくださいね!

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