家事/家事の効率化

家事の効率化に必要な3つのパフォーマンス(2ページ目)

働く主婦、ワーキングマザーの方はとくに家事の時短について考えることが多いでしょう。今回は家事の効率化、時短家事に必要なコストパフォーマンス、タイムパフォーマンス、スペースパフォーマンスという考え方をご紹介します。

矢野 きくの

執筆者:矢野 きくの

節約ガイド


家事の効率化には3つのパフォーマンスを考えることが必要とし、前ページでは、コストパフォーマンスについてご紹介しました。残りの2つは、「スペースパフォーマンス」と「タイムパフォーマンス」。これはガイドが作った造語になります。

スペースパフォーマンス

家事の悩みは?と訊くと、多くの方が「収納が足らなくて整理整頓ができない」と返してきます。土地が高い日本では収納も限られてしまっているのは事実です。しかし、今、収納が足らないから整理整頓が苦手という人は、引越しをして収納が増えても1年と経たないうちに、また同じことを言うようになります。前述のようなコストパフォーマンスの悪い物を買ってしまい、家の中に貯めこんでしまっているからです。

スペースパフォーマンスは、如何にデッドスペースをなくすかということではなく、如何に一つの空間を暮らしやすいように、家事をしやすいように使えているかということになります。家族全員が、必要な物がすぐに取り出せる、すぐにしまえる。片付けに時間をかけないで済むような空間を作っていくことが、家事の効率化にも繋がっていくのです。

そのためには、

・コストパフォーマンスの良い物だけを家におく
・物を「使用頻度」と「使用時の緊急性」に応じて分け、それぞれにあった収納場所を確定させる

この2点にそって物を整理していけば、家事の効率化が進みます。

タイムパフォーマンス

同じ10分でも、どれだけの作業ができるかによって、その価値も人によって大きく違ってきてしまいます。時間を活かすのも、コストパフォーマンスの良い物を使っているか、スペースパフォーマンスが良い環境になっているかによって、違ってきます。

家事の効率化が進み、タイムパフォーマンスが良くなってくれば、1日24時間と限られた中でも、できることが増えてきます。自分の趣味や勉強にあてても良いし、友達と遊ぶ時間や家族と過ごす時間を増やすことも可能です。

仕事や職場では「効率化」を考えている人でも、家の中のことになると意識していないという人も多くいます。家庭を一つの会社だと思い、自分を社長だと思って、お金、空間、時間のパフォーマンスの向上を追求していくと、それが結果的に家事の効率化となっていくのではないでしょうか。

(関連ページ)
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