家事の効率化を考えるには3つのポイントがある
しかし、これらは決して安い物ではありませんし、購入するだけで家事を効率化しようと思っても上手くいくものではありません。購入したけれど、結局使っていないという人も見かけます。家事、家計、家庭を考えるとき、1つの視点からではなく視野をひろげていろいろな側面から見ていく必要があると感じています。
家事の効率化とは決してお金だけで実現できるものではないのです。でも単に効率化と言っても、どこから手をつけたらいいか分からないという人も多いのが現状です。ガイドが講演などで家事の効率化の話をするときは、3つのパフォーマンスについて話をしています。
コストパフォーマンス
一つの物を購入したときにかかったコスト(費用)に対し、どれだけ活用できているかというものです。最近では女性誌などでも、安くていい買い物に対して使われるようになってきた言葉なので、耳慣れた方も多いでしょう。しかし安くていい買い物をしただけでは、本当にコストパフォーマンスが良いとは言えません。3万円で買った服も30回着たら1回1000円。しかし5000円で買った服を1度着て飽きてしまって着ないでいたら、1回5000円になってしまうのです。如何にコストパフォーマンスの良い物だけを買って行くか、これで無駄な買い物が減り、お金の節約にも繋がっていくことになります。それだけでなく、次にあげる「スペースパフォーマンス」にも繋がるのです。
自分にとって何がコストパフォーマンスの良い買い物になるのかは、見極める力が必要です。自分にとって必要な物と不要な物を見分けられる力、それも習慣づければ難しくないことです。自分にとって必要な物、不要な物を見分ける方法は、拙著「幸せな時間とお金を生みだす!シンプルライフの節約リスト」(講談社)にて紹介していますので宜しければご覧ください。
>>続いて、家事の効率化のための空間と時間の使い方をご紹介します