タヒチの玄関口、タヒチ島
タヒチ(正式名称フレンチ・ポリネシア)の玄関口は、ファアア国際空港があるタヒチ島。118島からなるタヒチの島々の中で最大の面積を誇り、首都パペーテがあるのも、こちら。フライトスケジュールの都合上、帰りに1泊することになるタヒチのメインアイランドの魅力をご紹介しましょう。大小2つの島が合体したひょうたん型のタヒチ島
西側に大きなタヒチ・ヌイ(ヌイとは”大きい”という意味)、東側にタヒチ・イチ(イチは”小さい”)、2つの島が合体したような形をしたタヒチ島。首都パペーテはタヒチ・ヌイの北西に位置しています。面積は1045平方キロメートル、沖縄本島よりも少々小さなサイズです。タヒチ・ヌイには一周道路が整備されています。パペーテを基点に左右に距離を示した標識がでていて、タヒチ・イチとつながる南東がちょうど半周分のPK60(60Km)。タヒチ・ヌイだけで一周約120kmもあるのです。
一周道路のところどころに村や黒砂ビーチが点在し、中央には1400mを超す高峰がそびえた地形。内陸には深い緑の渓谷や涼やかな川、高低差のある滝などがちりばめられています。
首都パペーテは賑やかな南洋の都会ですが、町の外に一歩出た途端、素朴な南の島の風景が広がります。国花ティアレ・タヒチの花畑や古い教会などが道路脇にあり、フランスパンを抱えて裸足で歩いている少女を見かけることも。人の暮らしも、観光スポットも、タヒチ・ヌイの海岸線を走る一周道路に点在しています。