「日本三大曳き山祭り」 秩父夜祭
「秩父夜祭」は毎年12月2日~3日に行われる秩父神社の大祭。見どころは6台の傘鉾と屋台の曳き回し。「動く陽明門」と呼ばれるほど美しい飾りつけは夜になるとさらに艶やか! 20時すぎには花火もあがります。京都の「祇園祭」、飛騨高山の「高山祭」とともに「日本三大曳き山祭り」と呼ばれる秩父夜祭(よまつり)。約300年以上前から続くお祭りは、その歴史と屋台装飾の見事さから国の重要民俗文化財にも指定されています。
祭りは2日間行われますが、メインは3日の夜の笠鉾&屋台の曳き回し! 提灯をつけた6台の笠鉾たちは19時に秩父神社を出発し、約1キロ先の「お旅所」と呼ばれる場所までゆっくりと巡行します。「お旅所」につく直前には傾斜25度もある「団子坂」が立ちはだかり、重さ15トンもある屋台が上りきれるかが祭りのクライマックスになります。「動く陽明門」と呼ばれるほど芸術的な屋台の細工は昼間見ても圧巻ですが、提灯が灯されると神々しさがまし、エキゾチックな雰囲気に磨きがかかります。
夜祭りなので夕方から大勢の観光客が訪れますが、昼間は笠鉾などの曳きまわしや、屋台で踊りや歌舞伎などを見ることができる為、朝早くから来ても見きれないほど! また、2日の前夜祭では地元の方と一緒に傘鉾や屋台の曳き回しに参加させてもらえることもあるので、祭りをより身近に体験できます。
■秩父夜祭
・開催時期:毎年12月2日~3日
※笠鉾や屋台の曳き回しは19時から
・電話:0494-21-2277(秩父観光協会秩父支部)
・URL:http://www14.plala.or.jp/shibazakura/yomaturitop.html