素朴で飾り気がない、なつかしい味がアルザス料理の魅力
シャンゼリゼ通り南側、ショッピングストリートのほぼ中心にある「ラルザス(L’Alsace)」というレストラン。フランスとドイツ国境近くの、アルザス地方のお料理を出してくれます。
アルザス地方は、お料理もお互いにフランス、ドイツの影響を受けており、煮込んだお肉やソーセージやベーコン、千切りキャベツを酢漬けにしたザワークラウト、じゃがいもなどが中心。
いわゆるフランス料理とはまったく違い、素朴で飾り気がないので、一見何てことないお料理に思えるかもしれません。でも一度アルザス地方に旅行をすると、このお肉類とザワークラウト、ジャガイモの組み合わせがよく出てくるので、忘れられない、なつかしい味になるのです。
このラルザスというお店、アルザスの田舎のイメージとは違い、内装はゴージャス。一見高級レストランかと見間違えてしまいそうですが、ラミネートされたメニューを開いてみると、お手軽プライスなお料理が並びます。
アルザス地方の白ワインを、グリーンの脚のついた専用ワイングラスに注いでくれるのも嬉しいです。
パリの中心でアルザス料理は不思議な気分ですが、凝ったフランス料理は苦手、という方でも、素朴なアルザス料理なら口に合う、という方も多いかもしれません。
お肉が好きな方は、ぜひ一度試してみてください。
■ラルザス(L’Alsace)
住所:L’Alsace 39, av. des Champs Elysees, 75008 Paris, France
TEL:+33(0)1.53.93.97.00
アクセス:地下鉄Gerge V駅 徒歩3分
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