ハマムもお茶も楽しめる、パリで最大の美しいモスク

オリエンタルでエキゾチックな空間に圧倒「la mosuquee de paris」

パリにはいろいろな顔がありますが、イスラム教徒が多いのもその特徴のひとつ。その素顔にせまってみたい人には、是非おすすめなのがパリでいちばん大きく美しい「la mosuquee de paris」（パリのモスク）です。ちなみにこちらは、2006年に制作されたパリが舞台の短編オムニバス映画「パリ、ジュテーム」の中にも登場しています。

ここは、パリの街中でひと際エキゾチックな雰囲気が漂う、パリ在住のイスラム教徒のための聖なる場所。第一次世界大戦後につくられたそうです。

一歩足を踏み入れると、真っ白いアーチ型の装飾が連なる回廊とパティオ。その壮大で美しい建築に目も心も奪われてしまいます。回廊の一角にはイスラム教徒だけが入れる礼拝堂もあり、静寂の中、荘厳な雰囲気が漂ってきます。壁を彩る美しい幾何学模様のタイルも見ていて飽きません。回廊をさらに進むと、涼し気なブルーを基調にしたモザイクタイルが一面にはられた美しい中庭が待っています。そこはまるでパラダイスのようで、噴水、池、草木や花で飾られています。

ここでゆったり本を読んだりしてくつろぐだけでも十分ですが、他にもサロン・ド・テ、レストラン、ハマム（蒸気サウナ）など、リラックススペースが多く用意されているのも魅力。ハマムは女性の日（月・水・木・金・土）と男性の日（火・日）とに分かれていますが、夜21時までやっているのが嬉しいところ。他にも、垢擦りやマッサージなどもあります。

オリエンタルでエキゾチックな空間で、思う存分いつもとは違うパリを楽しんでください。


■La Mosuquee de Paris
住所：39 rue Geoffrey Saint-Hilaire,75005 Paris
アクセス：Censier Daubenton、Place Monge（７番線）
営業時間：サロン・ド・テ：9時～24時、レストラン：12時～15時半、19時～23時半
TEL：01 43 31 38 20
ホームページ：La Mosuquee de Paris

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