崖の上から眺めるパリ市内の景観は圧巻!「ビュット・ショーモン公園」
切り立った高い崖、鳥がさえずり鴨が泳ぐ池、都会のオアシスとも言える「ビュット・ショーモン公園」は、パリ19区に位置し、ナポレオン3世によって造られた自然豊かな公園です。もともとは採石場だったこの丘を、数年かけて今の姿に変身させたのだそう。パリ三大公園のひとつとも言われ、その水はサン・マルタン運河からひかれています。見所豊かな公園内でまず目にとまるのが、高い崖と吊り橋。高い木々に囲まれて、見事な自然を具現しているかのようです。周辺には急な階段や坂道も多く、ちょっとした運動にも最適です。斜面に沿った芝生には、夏には寝っ転がって日光浴を楽しむパリジャン達の姿もたくさん。
ちょっとわくわくするのが、採石跡に残っている鍾乳洞や小ぶりながらも勢いよく流れる滝。マイナスイオンが漂って、旅疲れもリフレッシュできそうです。
また、崖の上から眺めるパリ市内の景観は圧巻! サクレ・クール寺院がはるか向こうにくっきりと立ちはだかっている姿は感動的です。ちなみに、「ビュット」は「丘」、「ショーモン」は「はげ山」という意味なのだとか。広い敷地内で、場所によっていろいろな顔が楽しめる公園なので、是非おすすめです。
■Le Parc des Buttes Chaumont」
住所:rue Manin 75019
アクセス:メトロ(Botzaris、Buttes Chaumont)/共に7番線
開館時間:夏 7:30~23:00、冬 7:30~21:00
※公園内は広いので、入り口が分かるように確認しながら進んでください。
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