香り好きの人にはたまらないキャンドル専門店「カンテサンス」
呼び鈴を鳴らしてお店に入る仕組みになっている、高級感漂う「カンテサンス(Quintessense)」。最近パリにできたばかりのキャンドル専門店ですが、世界最大の香料メーカー・ジボダンの創設者の孫であり、香りのコーディネーターでもあるヴァレンティーヌさんがつくったお店です。香りは人の記憶に働きかけて不思議な感覚を呼び起こしたりもしますが、この「カンテサンス」のキャンドルのひとつひとつには神話や童話などのストーリーがこめられてあり、夢物語の世界をフワフワと漂っているような気分になれるアイデアがたくさん詰まっています。
「物事の真髄」を意味する「カンテサンス」ならでは、その香りのバリエーションも豊富。例えば「POMONE」シリーズ(36ユーロ/140g)は、果物の木々がたちならぶ果樹園の神話を思い起こさせるような香りをしているのだとか。そのひとつの「FAVORITE」は、プルーンやイランイラン、シダーなどの香りが見事にミックスされています。
さらに、「CALENDRIER OLFACTIF 2013」という12本のキャンドルがつまったコフレ(495ユーロ)は、12人のイラストレーターやデザイナーによって描かれた容器に香りの異なるブジーが入っています。例えば春めいてくる3月のキャンドルには、ミルク、キャラメル、ショコラなどの香りが詰まったものを。何かハチミツの香りがするものをイメージしてるのだそう。
香り好きの人にはたまらない贅沢感を備えた「カンテサンス」。是非訪れてみてください。
■Quintessence(カンテサンス)
住所:38, rue de l'Universite 75007 PARIS
TEL:+33 01 42 84 32 05
HP:カンテサンス
※写真は使用許可を得たものです。
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