事前チェックで注意することは?
幼稚園見学時の心構えは?
まずは、友人知人の勧めだけで受験したりせず、志望する幼稚園のことをご自分で調べ、よく知った上で受験するということに尽きます。
学校で言うところの校風、幼稚園なので園風に合うご家庭なのかどうかが判断基準です。その園を勧めてくれた知り合いのご家庭に合っていても、他の家庭に合うとは限りません。
先生方が見学者を見る目は「この園に通って、園と家庭で協力しあって子どもの教育ができるか?」という点なのです。
その際に重要なのは子どもよりも保護者、とりわけ母親の役割が大きくなります。子どもの一番の養育者であり、幼稚園に足を運ぶ回数も父親より母親の方が多いわけですし。
ただ、最近は電話などでクレームを入れてくる高学歴父親が増加していて、幼稚園ではその点に頭を悩ませています。こちらは両親面接でチェックすることになります。
ところで、前ページの例とは違って「◯さんは、第一印象ではうちの園に合わなそうだと思いましたが、子どもへの接し方や、お話からとても良いお母様でした」と見学後の評価が高くなることもあります。
ですから見学を恐れる必要はないのです。あくまでもT.P.O.をわきまえて、常識的な接し方を心がければ良いのです。
幼稚園の見学も面接と同じ気持で臨むことで、できるだけ良い印象を残すように心がけると良いのではないでしょうか。