幼稚園受験/幼稚園受験の基礎情報

入園説明会・見学から始まっている幼稚園入試(2ページ目)

幼稚園の選抜は願書配布して提出する前から始まっているのです。説明会や見学に訪れた時から、あなたは見られています。

高橋 公英

執筆者:高橋 公英

学習・受験ガイド


事前チェックで注意することは?

幼稚園の建物

幼稚園見学時の心構えは?

では、見学会や説明会で不合格のレッテルを貼られないためには、どうしたら良いのでしょうか?

まずは、友人知人の勧めだけで受験したりせず、志望する幼稚園のことをご自分で調べ、よく知った上で受験するということに尽きます。

学校で言うところの校風、幼稚園なので園風に合うご家庭なのかどうかが判断基準です。その園を勧めてくれた知り合いのご家庭に合っていても、他の家庭に合うとは限りません。

先生方が見学者を見る目は「この園に通って、園と家庭で協力しあって子どもの教育ができるか?」という点なのです。

その際に重要なのは子どもよりも保護者、とりわけ母親の役割が大きくなります。子どもの一番の養育者であり、幼稚園に足を運ぶ回数も父親より母親の方が多いわけですし。

ただ、最近は電話などでクレームを入れてくる高学歴父親が増加していて、幼稚園ではその点に頭を悩ませています。こちらは両親面接でチェックすることになります。

ところで、前ページの例とは違って「◯さんは、第一印象ではうちの園に合わなそうだと思いましたが、子どもへの接し方や、お話からとても良いお母様でした」と見学後の評価が高くなることもあります。

ですから見学を恐れる必要はないのです。あくまでもT.P.O.をわきまえて、常識的な接し方を心がければ良いのです。

幼稚園の見学も面接と同じ気持で臨むことで、できるだけ良い印象を残すように心がけると良いのではないでしょうか。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます