伊達政宗が築き上げた街、仙台へ
今回の行き先は【宮城】
伊達政宗の像が街を見守る青葉城址へ
その伊達政宗が拠点を置いた仙台は、東北の中心都市の一つとして東北では初めての政令指定都市になるなど、発展を重ねてきています。
今回はそんな仙台の街をいつも見守っている伊達政宗の銅像がある青葉城址をご紹介しましょう。
東北を駆け巡った伊達政宗
伊達政宗は、1567年に出羽国(現在の山形県)で生まれました。豊臣秀吉が織田信長から引き継いだ天下統一の策を進めている時期に、伊達政宗は戦を重ねながら山形県南部や宮城県南部、福島県の中通りや会津など南東北の広い地域に強大な勢力を築き上げます。その後は豊臣秀吉に服属しますが、関ヶ原の戦いでは徳川方にまわり、関ヶ原の戦いの翌年、1601年に仙台藩を樹立。以降、仙台を拠点にして領国の発展に力をふるいました。
70歳で没した後は、明治時代の廃藩置県に至るまで伊達政宗の子孫が代々、仙台藩を治めています。まさに仙台の街を造り上げたと言えますね。