総門から心を引き締めて大本堂へ
新勝寺に参詣する人たちが最初にくぐる総門。千年を超える歴史を持つ新勝寺の中では最も新しく、開基1070年の記念事業として2007年11月に再建されたもの。檜でできた総門はまだまだ真新しい感じですが、これから時間をかけて遙か昔からあったように馴染んでいくことでしょう。
その総門をくぐると、目の前にある石段を上って仁王門へ進みます。この仁王門は江戸時代末期に建てられたもの。
「魚がし」と文字が書かれた丸い大提灯が目を惹きますね。初詣期間などの混雑期は、総門から仁王門への一方通行となります。
大本堂のすぐ横にそびえる朱塗りの三重塔は、江戸時代中期の建立。塔の周囲に刻まれた「十六羅漢」の彫刻は目にも鮮やかですね。
時間の都合がつく方は、さらに奥へ進んで釈迦堂、光明堂、平和の大塔へお詣りすると良いでしょう。
さて広い境内をお詣りすると、おなかもすいてきますね。新勝寺への参詣のお供にぜひ味わいたいグルメをご紹介しましょう。次ページに続きます。