4/5 「お得感」で選ぶ新生児対応チャイルドシート [チャイルドシート] All About

「お得感」で選ぶ新生児対応チャイルドシート(4ページ目)

新生児から使えるチャイルドシートの中で、出来るだけお安く、けれどしっかりとして性能を持ち、お買い得感を得られる製品をセレクトしました。信頼性の高いタカタの廉価版、安いのに長く使えて無駄がない海外ブランド製品など。

コンビ　マルゴットS /　マルゴットEG

上記モデルは、コンビマルゴットS(ローマレッド)

0歳から7歳ころまで使用できるロングユースのチャイルドシート。通常、お子さんの体重18キロを境に、股、両腰、両肩の5点式ハーネスの使用は終わるモデルが多いのですが、この製品は7歳ころまでずっと5点式ハーネスを使用します。お子さんが抜け出しにくく、事故時のサポート力も高いので、親は安心して運転に集中できます。より高い安全性を求める方には頭部のサポートに特殊な衝撃吸収素材を使用したEGモデルもあります。基本構造はEGモデルもスタンダードモデルも全く同じなので、価格差があり過ぎると感じる場合は、スタンダードモデルでも十分と思います。

　片手ワンタッチで高さ調節可能

肩ハーネスの高さがヘッドレストと連動で13段階に変更可能で、大変便利な仕組みです。しっかりとした動作感で、コンビらしい丁寧な作りこみが感じられます。

後ろ向き取り付け時だけ、シートベルトがドア側を塞いでしまうが、事故時のサポート性能は高い取付方法

後ろ向き取り付け時には、取り付け用の車のシートベルトがドア側をふさぎますので、子どもは反対側から乗り込んで車内で乗せ降しとなります。1歳くらいまでの箏ですし、慣れれば問題ないでしょう。

リクライニングはありません。背もたれ角度の融通が利かないは不自由ですが、リクライニングの機構を省略することで、座面を低く抑え、シンプル構造ゆえの強度があり、7歳までの使用を実現しています。リクライニングがあればより良いでしょうが、乳児から幼児、学童と兼用出来るようなタイプでリクライニングまで装備したものは今のところ無いと思われます。

レカロからも同製品のレカロバージョンが出ています。デザインにこだわる方は要チェックです。