かぼちゃの“ごろごろ”を安定させるのがコツ
かぼちゃの切りにくさの原因は、かたさももちろんですが、ごろごろしていて、まな板の上で安定しないことにあります。この安定を自分で作ることで、だいぶ楽にカットできるようになります。下ごしらえ
- ヘタを包丁でたたき落とし、まわりの皮を削って平らにします。
- ヘタを下にしてかぼちゃを置きます。
- かぼちゃの中心に刃先をあて、グイグイ押して切り込みを入れます。半分程度まで入ればOKです。
- かぼちゃを180度回して、反対側も同じように切り込みを入れます。
- 最後は切り込み全体に刃を入れてカットします。
ヘタの部分に比べると果肉が薄い底の部分からカットすることで楽にカットできます。ポイントは皮をカットして安定させることと、かぼちゃの直径よりも長い包丁を使うこと。
これでもかたくてうまくいかないときは、包丁にふきんをあてて、その上から左手でぐっと押しこみます。手も痛くならず安全です。
カット
- 半分にしたかぼちゃの種とわたをスプーンでとります。
- カット面を下にして置き、半分に切ります。
- まな板にあてる部分の皮を削って安定させてから、縦半分に切ります。
- 3cm程度の大きさにカットします。
大きいかぼちゃの場合は、工程3は縦半分ではなく、3~4等分がいいでしょう。
丸ごとなら常温で1~2か月もつかぼちゃですが、カットしたものはわたの部分から傷みます。しっかりとわたを取り除き、ラップなどで包んで野菜室へ。このとき、濡らしてしまうと傷みやすくなるので注意です。