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福島の味が詰まった 「田季野」の輪箱飯

福島に来られたら「田季野の輪箱飯」がおすすめです。特Aクラスの会津産のご飯の上に鮭やぜんまい、きのこなどの具材が美しく敷き詰められていて、上品などんぶりのようです。田季野の建物は、江戸時代の旧家を移築復元したもので、豊臣秀吉なども利用した会津西街道に面して建っていました。歴史を感じる建物で絶品の福島の味を食べられてはどうでしょうか。

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歴史ある建物と郷土料理を楽しめる「田季野」

 

 

会津西街道は江戸時代には会津藩の参勤交代や会津と江戸を結ぶ物流の道として重要な街道でした。豊臣秀吉、伊達政宗、吉田松陰という歴史上の大スターもこの街道を通ったそうです。その大スター往来街道に面して建っていた建物が、鎌倉時代から続く旧家、絲澤舊陣屋。
現在ではその絲澤舊陣屋が移築復元されて、元祖輪箱飯・田季野の店舗として生まれ変わりました。

 

 

玄関を入ると吹き抜けになっていて、地階、二階とも側面にいくつもの部屋が設けられた面白い造りになっています。入り口に入ってすぐのところに、移築の際発見されたという巨大な木彫りの神様が祭られています。これは陰陽五行でいうところの男の神様で、丸い器の輪箱は女性を表すということで、縁結びの神様として大切にされています。

会津の伝統工芸のひとつ、600年の歴史を誇る檜枝岐村の曲げわっぱに、会津の食材を盛り込んだ料理をと考案されたのが田季野の輪箱飯の始まりだそうです。人気の「五種輪箱」(1840円)は、ご飯の上に鮭やぜんまい、きのこなどの具材が美しく敷き詰められていて、上品などんぶりのような感覚です。会津産の米は魚沼産と並ぶ特Aクラス。文句なく箸が止まりません。

■元祖輪箱飯・田季野
場所: 会津若松市栄町5-31
電話: 0242-25-0808    
営業時間: 11:00~22:00
定休日:年中無休
アクセス: JR只見線線七日町駅より徒歩20分
URL: www.takino.jp/frame.html

※データは記事公開時点のものです。

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